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134 米生産者物価(卸売物価)2013年1月 前月比大幅高


1月の生産者物価指数=卸売物価指数(最終需要向け製品・サービス)は前月比0.65%(年率8.17%)上昇。前年同月比では6.03%の上昇。

生産者物価指数=卸売物価指数は生産者や小売業者、物流業者などの企業間で取引される製品やサービスの価格変動を映す。最終的に消費者向けの物価にも影響する。

食品、エネルギー、運搬を除いたコアPPI(生産者物価指数)は前月比0.58%(年率7.26%)上昇、前年同月比では4.50%上昇。

前月比がこんな高くては、前年同月比の低下も限らてくる。

サプライチェーンの問題が改善し、商品価格は低下しているが(一部のベースメタル価格は反騰している)、生産者物価上昇率の低下は鈍い。物価は下落しにくい構造になってきているようだ。ディスインフレの時代とは違うということだ。

FRBが物価目標のターゲットにしているPCEデフレーター(1月)は24日に発表になる。前年比上昇率は低下しようが、目標の2%のメドは全く立たない状態だ。

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