425 FX必須情報#032 為替相場と金利差
為替相場は、「時々ファンダメンタルズを反映する形で仕切り直ししては金利差と連動」というパターンになることが多い。なので、中長期的にはファンダメンタルズが重要になるし、短期的(あるいはファンダメンタルズに大きな変化がない場合)には金利差が為替相場にとって重要だ。
とはいうものの、米独豪などの10年金利はほぼ一致して動いており、金利差動向を読むのは難しい。
むしろ、今は、米国金利が重要だ。米国経済強含み⇒米国金利上昇ならドル高、米国経済軟化⇒米国金利低下ならがドル安という傾向がある。
米国ではかなり強い逆イールド(FFレートに対して10年金利はかなり低い)になっており、利下げ(FFレートの低下)がなければ、これ以上10年金利が大きく低下するのは難しいようだ。
以上のような状況で、以下、例によって、ドル円レートと米日金利差、ユーロドルと独米金利差、豪ドルと豪米金利差 などを掲載する。
ここから先は
635字
/
7画像
私の記事は、一つのテーマを複数回に分けて書くことも多いので、単品販売は不向きと思っています。全ての記事がつながっているので、マガジン形式で販売しています。
Kecofin2024年3月のマガジン記事(相場記事)
1,000円
当マガジンには2024年3月の全相場記事が入ります。定期購読ではないので自動更新されません。なお、Kecofinの投資情報は主に経済記事と…
Kecofin 全マガジン記事の倉庫 非売品
30,000円
技術的な理由で作成した全マガジン記事の倉庫です。購入はできますが、販売を目的としていません。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?