ハローワークに行ってきた!
どうも、Kebvです!
今日も今日とて、無職の私はハロワに行ってきました。
ので、ハローワークのリポートしようと思います。
今回の窓口
ハローワークと言っても、実は内部にはいくつかの部署が分かれてるんですね。一番人気は失業手当の窓口ですね。いつ見ても混雑してます。みんな、お金欲しいですよね。今回、私が行った窓口は、職業訓練の窓口です。基本的にひとり相談してるかどうか位の、空いてる部署ですね。私は、職業訓練を受けて、スキルを身につけてから就職しようと目論んでいるので、職業訓練窓口に行きました。「そんな遠回りはしてらんないぜ!」って人は、就職相談の窓口に行くと良いです。丁寧に相談してくれるし、必要な手続きも説明してもらえます。
相談内容の紹介です!
それでは、窓口で私がどのようなやり取りをしたか紹介いたします。
まず、ハロワの受付表があるので、それを渡します。ついでに、失業手当の書類があれば一緒に渡します。そうしないと、失業手当もらえなくなってしまいます(失業手当は、月に2回ほど就活をした実績を残さないともらえません)。
今回の受付は細身のオッチャンでした。物腰柔らかで、白髪ながらもダンディな雰囲気を醸し出す、イケオジ。受付表を読み込むと、私のプロフィールや就活状況が出てくるそうで、オッチャンの第一声。
オ:「あー、君は前回と同じ希望なのかな?」
なるほど。前回、私は何を希望していたのだろうか?全く、記憶にないが、そこは大事な相談。最大の笑顔で
私:『はい、そうです!』
オ:「そうかぁ。じゃあ、資料持ってくるねぇー」
方々から資料を集めるハロワのオッチャン。なんだか、大掛かりなことになっている気がするが、人の好意は無駄にするなって飲み屋で知り合ったオジキがしきりに言っていた。飲み屋の人間は真実しか語らないものだ。私も、状況把握ができないままでも、笑顔で待ち続けた。
オ:「はいこれ、資料ね。で、君はどの階層で働きたいの?」
大変なことになってしまった。階層とは何のことだろうか?全く意味がわからない。私は、オッチャンの目を真っ直ぐに見つめる。そうして、相談者本人の理解がないまま、話が進んでいく。
オ:「ごめんね、僕の聞き方が悪かったかな。えっと、サーバーとかの方か、アプリの方かとか?」
段々、読めてきたぞ。私はIT系の希望でいたのか。多分、オッチャンは悪くはないが、ここで引いてはいけない気がした。強気にいこう。
私『特に決まってはないですね!』
威風堂々。私の毅然とした態度に、オッチャンも困った表情を浮かべていた。一瞬の沈黙の後に、オッチャンが口を開けた・・・
ありがとうオッチャン
オッチャンから、階層とやらの詳細な説明がされる。ネットワークがあり、サーバーがあり、デバイスがあり、アプリがあり、プログラムを書く仕事は色々な人の協力があって成り立つ・・・。わかりやすい説明であった。私は「ホェー」「わー」とか言いながら、熱心に聞いていた。それが、いけなかったのかも知れない。
オ:「でね、僕はネットワーク系のところで働いていたんだよ。例えば、音楽のデータを送ったり、通常の配線でもgジャhふはw・・・・・・・」
オ:「それでね。まあ、普通はこうやるんだけど、僕はこうして見たわけ。そうすると、より良い通信速度でkgはいjvまm・・・・・・・」
もう、何を話しているか内容など関係ない。このオッチャンは前職で頑張って働いていたのだ!こちらが言える言葉はひとつしかない!
私『すっごいですね!』
オッチャンもご機嫌だ。ノリノリで返答が返ってくる。
オ:「まあ、私がやったわけではないんだけどね」
何のことやら。半心、オッチャンの自慢話かと思って聞いていたが、そうでもないみたいだ。本当に何の話をされているか、わからなくなってきた。
飲み屋のオジキよ。人の好意を受け取り過ぎると、関係のない長話につき合わされることも、教えといてくれ。
オ:「それで君は何をやりたかったんだっけ?」
もはや、こっちが聞きたい。私は今何をして、これから何をしようとしているのだろうか。この話から何を得たのだろうか。
とにかく、質問が来たからには、何かしらの解答を返さなければいけない。少なくとも、その時の私は、そう思ったのだ。
私:『えっと、ネットワーk』
オ:「イヤイヤ、僕の方に寄せなくても良いんだよ。とにかく、僕の仕事はjkdfなgほいんjゔぁ・・・・・・・・でも、アプリ開発とかも独創的なアイデアが出せれば、wじゃldkんゔぁkまk・・・・・・・・・・・・」
私の言葉を待たずして、オッチャンの話が再開される。
時には、解答を返す必要がないこと、話すことさえ必要のないことだってあるみたいだ。無職引きこもりにとって、ハロワは非常に社会の勉強になる。
かくして、私はオッチャンの前職の濃厚な話をじっくりと傾聴することになったのだ。
オ:「じゃあ、そんな感じで!頑張ってみてね!」
一体、どんな感じで頑張るのだろうか?浅はかな私には皆目見当もつかないが、励まされているのはわかる。勇気を貰えた気にすらなる。むしろ、勇気ぐらい貰わないとすれば、不釣り合いと言わざるを得ない。ここでは本心とは別にしたって、有意義な時間だったと表現したい。
故に、言わせて欲しい。ありがとう。オッチャン。
まとめ
ハロワでは、親身になって話を聞いてくれるし、相当深い話もしてくれることがわかったと思う。あと、個人的な所感ではあるが、どこかの会社をリタイアした後に、ハロワで働いている職員が多いように感じる。つまり、当たる職員によって、非常に詳しい業界の話や会社の仕組みなどを教えてもらえるということだ。家でコソコソと仕事を探すよりも、遥かに優れた情報に出会えると思う。
就労に悩んでいるのなら、是非一度ハローワークに行ってみてはいかがだろうか?
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