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レコード神社<Book Off>

休日のわたしはもっぱらBook Offですよ!
何をするのって? 決まってるじゃありませんか!
レコード神社で、レコード阿弥陀ですよ。
やっぱね、レコード収集をオシャレな趣味で終わらせるんじゃなくて。
アグレッシブでチルアウトな活動にしていきましょうよ。

さあ!はやくBook Offにレッツご!!!!!!

気が付くと神社=Book Off増えてません? 
徒歩でいける距離に2店舗ありますよ。
Book Off<狩人>の腕がなるぜ。

まずね、どんなレコード買えばいいのとか
この盤は名盤だ!とか
知識と情報をあらかじめ武装する
通称「フルメタルジャケット」な方もいらっしゃるんですが
ひとまず何も考えず、頭真っ白で
散歩の途中でついでによりました〜 って具合がいいですね。

心持としては温泉にでもつかりにいくように
ゆったりとした気分でいきましょう。
レコード神社のお参りの後は、レコード温泉って具合で
そののんびりした時
ビビビッ!っと 出会いがありますよ。
ほら、そんなことを言っているうちに
きましたよ!!  大当たりが!  
所ジョージ セロリ パセリ

つっこみたくなるポイントがいろいろあります。
ジャケットがとにかくいい。つぼを心得ている。
男なんておしゃれでいることが重要なんじゃなく
<自分>というキャラが確立できていることが重要なのだ。
そんな男の命題を
をさらりと<立証>しているジャケットである。
家に置いておきたくなるLPである。
何よりも嫁に「所ジョージのレコード買ってきたよ」と言って
また余計なもの買って!なんていわれようが
ニヤケながらまったりとビールを飲みましょう。
休日を過ごすのにこんなベストな音楽はない。
だからといってヒーリングミュージックの類でないことはあしからず

レコードを手に取りゆっくりと帯に目を落とすと
<一生懸命決定版>?
聞き慣れない言葉であるが、DIYな響きがすごくする。
直売所の野菜のように一生懸命作ったのだろうか。
そもそも言わなくてもみんな一生懸命作っていると思うが
そこをあえて<一生懸命>とわざわざ帯に表記するのだから
名盤の予感しかしない。

このように、ネットのない時代
レコードの帯というのは
レコードへの期待と想像力を掻き立てる
有益なメデイアだった。
買う方にも想像力が必要な時代である。

アングラフォークの影響?当時のロックンロール芸人?
それももちろん感じるのだが、
所さんを聞いた後に加川良氏、高田渡氏の作品を聞きたくなる気持ちも
マニアックなあなたにはわかってもらえると思う。
今、2022年に所ジョージを聞くってことは
音楽を自分でDIYする価値を再確認できることではないかと!
声高らかにみなさんにお伝えしたい次第であります。
日常のなんでもないことでも歌になるし
感動させる歌を歌うために歌っているわけじゃない
みんなのリアルではなく自分のリアル(生活)を歌っただけ
四畳半フォークとHIPHOPの奇跡の類似性を体感できます。
A面を聴き終わったあたりで
自分でも曲作れるのではと思わせてくれる、
絵画であるならバスキアの絵のような感覚にめまいを覚える。
人を創作に導く所ジョージ作品に感無量です。
とにかく何かを始めたくなる
DIYパンクスピットの宝庫

「無邪気さと探求心」

さすが元祖赤塚ファミリーの秘蔵っ子である。
「わたしもあなたの作品の一部です。」といったのはタモリさんですが。
タモリさんにしても所さんにしても
周りの人を楽しくさせる「無邪気さと探求心」を
失わずに自分の道を突き進むことができる
スタイルは憧れますね。

レコード一枚聴き終わる頃にには
所さんのスタイルは頑張って獲得できることではないと、、
好きなことを自分のペースで
周りの人を巻き込んで楽しみながら
やり続けた結果なんだろうな

のんびりでもいいで、自分の好きなことを
やり続けること、
これが大事ですね。
のんびりでいいんですよ、
全然うまくなくても続けていればなんとかなる。

レコード神社的には本日も
大吉なレコードでしたね。
みなさんもお時間がありましたら、
レコード神社<Book Off>へ!!



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