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中学からの教育観、ちょっと変化

小学生の受験勉強していた時から、基本的な部分は変わらないものの、渋渋へ進学してから、私の教育観は少しずつ変化しています。

基本的生活習慣はさらにしっかり身につける

社会に出て、苦労している人を見ていると、基本的な生活習慣が整っていない人だなぁと20年以上仕事していて思います。

会社に遅刻する、大事なクライアント打ち合わせにギリギリで到着する、身だしなみを整えられていない、期日までに決まった仕事(それほどスケジュールがタイトでないもの)が終えられていなかったり、全くやってなかったりする。

これって、なんでなんだろ?と。大学の時は、授業に遅刻したり友達との約束に遅れたりは、私もまわりの友人もありましたが、社会に出たら、ピシッとできるのが、しっかり子どもの頃から規則正しい生活をしていた人たちなんじゃないかな?と思いました。

なので、中学に入り、少々気が抜けて受験期ほどやることに追われていない長男ですが、土日も8:30ごろには起こします。夜も、見たいテレビがある金、土以外は22:30までにはほぼ就寝。これは、本人が眠いせいもありますが...スマホも夜はリビングに置くことをルールとしているので、やり過ぎで寝ていない...ということはありません。

やるべきことは、やり切る

夏休みの課題をいくつか忘れていて期日に間に合わなかったことに対しては、久々に大激怒しました。50日もあったのに、一体何をしていたのか???と。また、そのまま課題を出さずにスルーすることもできる雰囲気でしたが、絶対許しません。こういう時にうやむやにすると、そういう癖がついてしまうのではないかと思います。

夏休み終わってから、1週間後までに提出することを先生にまず約束させました。(2.3日で終わるような、ただドリルやる系の宿題じゃなかったんです。英語で絵本を書く。最低ワード数も決まってるというような。調べて、思考して組み立てて、また調べて〜のような作業が必要な課題でした)そこから、ヒーヒー言いながらやってましたが、遅れてもやるべきことはやる!ということは、しっかり教えていきたいと思いました。

うちの手伝いは多様なものを経験させる

中間テスト中でも、英検前でも、長男の担当として決まっているゴミ集めやゴミ捨て、お風呂そうじは当然やってます。

さらに、生活ってどういうことで成り立っているのか?を知ってほしく、牛乳と卵の買い出しや、トイレットペーパーがストックボックスになくなったら補充することを時々頼みました。

自分が毎食たくさん飲んでる牛乳は、週に何度も何本も買いに行く必要があることを知り、その金額も、1週間分となると、わりとかかるな...ということも理解できたよう。すると、牛乳はいつもたくさん飲みたいし、なくて飲めないのが嫌だから!と、自分がいつも在庫チェックして買い出しに行く係を申し出てくれました。牛乳の買い物から解放される生活、思った以上に楽でとても助かります。

また、トイレ掃除を週に1度する、弟のお迎えや、遠いサッカー練習場への送り、お料理などをやってもらってます。トイレはキレイに使った方がいいな。ということや、使う時には気にならなかったけど、掃除をしたら、臭いが気になるようになったよう。掃除したら、いい匂いになった!と報告してくれました。

不器用なので、目玉焼き作るたけでも大騒ぎですが、ご飯は自分が常に腹ペコなせいか、ランチョンマットを敷いてお箸を並べてコップを出すなどは率先してやってくれるのが長男のいいところ。朝食の材料の買い物と、朝食作りは教えて、土曜か日曜に担当してもらえたらと思ってます。

弟の送迎は、それほど頼むことはないですが、夏休みは長男が一番時間があったので、電車に乗って送っていく場所へは、連れて行ってもらいました。渋渋の現地集合を何度か経験してから、知らない場所へ電車で行く時も、自分で調べて、特に構えることなくスムーズにできるようになったのはすごいなと。

基本的に電車を使った送迎を夕方以降に頼むことはないですが、近所への買い物くらいなら行ってくれます。夏服をクリーニングに出して取りに行くのも本人に教えたので、毎回行ってもらう予定です。

なんでもやってみるといい!という教育観に変化

これまでは、選んだものだけを意図を持って子どもたちにやらせることが多かったのですが、渋渋の教育方針に触れて、「選んでる必要はないかも。なんでも!経験することがいいんだ!」と、私の気持ちが大きく変わりました。

勝手に配慮してやらせなかったり、心配しすぎることがどうしてもありましたが、1人でなんでもできるようになることが自立だなと思い直しました。今から色々経験すれば、大人になるまでに失敗を何度かする余裕もあるし、突発的なことが起こっても自分で対応できるようになることが目標です。

ただし、まだまだ子どもだということも忘れず、英検の時は送迎し、18時以降に知らない場所へ行く時は送迎します。英検の日は、山手線が停電で止まってしまった時間にあたってしまったので、一緒に行ってあげたのが正解でした。

勉強プラス読書を大事にしたい

勉強は、学校全体がする環境なので、その雰囲気にのってほどほどにしている様子なので、そんなに心配していません。

3年間の受験勉強でも、コツコツ勉強習慣はついていたし、去年経験した本番に向けて、ガーッと勉強に集中することも、定期テスト前はやってる感じ。

ただ、一番ガッカリなのは、読書習慣がほぼゼロになってしまったこと。。。。何度か声かけても、スマホの誘惑はすごく、春休みも夏休みも、1冊くらいしか読んでない...去年までは、息抜き時間がほぼ読書だったのに、残念すぎるし、もっと難度の高い本をどんどん楽しめるいい時期なのに...

夏休みの課題図書から10冊買いましたが、放置状態なので、次のお小遣いからは、本を1冊読み終えていることを条件に満額支給するということを宣言しました。泣いて怒ってましたが、そんなに大変なことじゃないはず。読めてなければ半額になるだけだよーと抗議は聞き入れないことに。

これから親ができる教育は、本当に少ない

反抗期は、やっぱり言うこと聞かないのは仕方ない。だからこそ、本から色々学んでくれたら、もう言うことなしだと思いました。

生活面はまだ管理しますが、教育上やって欲しいことを細かく指示する段階ではないなと...

渋渋の課題図書は、全教科から何冊もあります。リストになっていて、保護者会資料として配布されました。数学にも課題図書があることにびっくり。でも、この時期の子どもたちの興味をひき、勉強にもなる本を本当によく選んでいただいていて、よい本ばかりです。早く、良い本に出会い、また読書習慣が復活しますように。


中学受験ママたちのサポートに役立てる記事をアップしていきます。子どもたちの学びがさまざまなことに派生するよう活動していきます。