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〈投資〉安定思考のサラリーマン投資家が考える投資思考

投資と聞くとギャンブルのようなイメージを持たれる方もいらっしゃるかもしれません。

一方で、世の中は政府の老後2,000万円問題発言や、企業が企業年金を個人の運用に委ねる確定拠出年金制度の活用といった形で、自分の老後は自分で面倒を見なさい、という形にシフトしてきています。

それらを補助するために、国は積立NISAやiDeCo等で税制優遇し、長期の投資を支える制度を整えてきています。

一昔前は、企業は終身雇用で、国は年金の支払いで、個人の生活を生涯に渡って支えていることを約束していました。
しかしそれは、人口減少の一途を辿る日本においては過去の産物になると考えています。

これからは、一人一人が投資に対する知識を高めて、自分の資産を自分の力で増やしていかなければなりません。

私自身は普通のサラリーマンですので、必要のないリスクは追いたくありません。

しかし世の中最大のリスクは、投資をしないことです。
これは、金利0.001%の銀行に預けても1年で100万円が10円しか価値を生み出さないということです。
言い換えれば、国が提唱するインフレ率2%の世界が実現すると(物価が2%上昇と言ったり通貨の価値が2%切り下がる)、銀行預金のお金は額は変わらないが、その価値が実質的に目減りしている状態になります。

また老後は、年金とは別に2,000万円と言うお金を貯蓄だけで用意しなければ普通の生活が成り立ちません。
貯蓄だけでは、会社生活35年の間、月々5万円ずつ積み立て続けなければ達成できません。

みなさんは、美味しいご飯を食べたり、子どもを育てたり、家を買ったり、車を買ったり、ファッションを楽しんだり、、、そんな生活をして毎月5万円を貯められ続けますか?
普通のサラリーマンでは厳しいと思います。
私の周りにいる先輩社員を見てもみんな口を揃えて生活が厳しいと言い続けています。

なので、投資をして資産を増やし、増やした資産が資産を生み出し続ける仕組みを作り上げる事が大事なのです。

投資と言えば、仮想通貨や不動産、個別株、インデックス、債券、FXさまざまあります。

その中でも私は安定思考のサラリーマンなので、バンガードやブラックロックが出しているETF投資(S&P500)をドルコスト平均法という方法で買い付けて、それを中心に資産運用をしています。
銘柄のティッカーシンボルはIVVなどです。

ETFに投資をする理由はシンプルです。
①ETFに投資をする理由
以下の画像(出所 investing.com)は、S&P500の過去20年のチャートになります。
ドットコムバブル(2001)やリーマンショック(2008)、コロナショック(2020)で大きく下げておりますが、長期で見れば右肩上がりを続けています。そのため、安心して持ち続ける事ができます。

また、S&P500はピカピカの米国企業500社に対する投資なので、大暴落リスクに対してもリスク分散ができるのです。

②ドルコスト平均法を使う理由
ドルコスト平均法とは右肩上がりの投資先に対して、毎月定額で積み増していく買い方を言います。それにより、安値や高値をバランスよく取る事ができ、資産価値が安定化します。
私は、すぐにまとまった大きなお金を用意できないので、毎月のお給料から捻出して購入するドルコスト平均法を採用しています。

③ETF投資は手数料が安い
分散投資なら日本の投資信託も...と言う声が聞こえてきますが、米国株のETF投資は、国内の投資信託と比べて、圧倒的に手数料が安いです。手数料は長期積立ではジワジワと聞いてくるので安いのに越した事はありません。

また、ETF 投資は配当ももらえるので、配当を再度投資に回して複利の効果を狙えます。
簡単に言うと配当利回り3%で100万円を預けると翌年には103万円。その翌年には103万円の3%で106.9万円と少しずつ増えていきます。

この複利の効果を狙うなら、高配当の株式でもよくないか?と言う考えもあるかと思います。

しかし、高配当(6%以上)株は、経営状態が悪く株価が値下がりするリスクが高いです。
結局、その値下がり分の影響により、福利効果が得られても、トータルでマイナスになるリスクがあるため、右肩上がりで、かつ配当が出る銘柄を選ぶ事が重要です。

そういう意味で、ETF投資をしています。

以上、普通のサラリーマンがお送りする投資戦略でした。

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