＜釣り＞イカメタルの季節がやってきた

敦賀の夏の釣りものと言えば、、、
そうです。イカです。という事で、2020年7月。敦賀港から夜便でイカメタルをやりに出船。

イカメタルとは、仕掛けに鉛の入った重たいスッテと枝にフワフワする浮きスッテや1.5号ほどの小型エギを付けて、イカを誘って掛けるとてもとても面白い釣りです。

今日はイカメタルの釣り方を紹介します。

タックル(参考)
ロッド　紅牙mx 69xhb-metal
リール　オシアコンクエスト200hg
ライン　タナトル0.8号　8本より300m
リーダー　シーガーフロロショックリーダー　10.5lb
ウキスッテ　福井の釣具屋さんで買ったやつ(赤緑3.5号)
鉛スッテ　デュエル　15、20号

ロッドは専用竿が好ましいですが、イカパンチを感じられる、感度の高い竿なら何でも良いです。
リールもカウンターが無くても、ラインマーカーで棚を読めば成り立ちます。
ジギングロッドでもゴリゴリのものでなければ、ドラグ調整すれば普通に釣れます。ただし当たり(ティップの変化)は見にくいので、釣果に差が出ます。

時間は夜8時。日も暮れて船のライトが灯ります。
賽は投げられた。水深は80m。潮はぶっ飛び、風は爆風。やりづらいです。

カウンター無しのリールを使用しているため、ラインのマーカーを頼りに底から丁寧に探っていきます。

アクションはいろいろありますが、
・竿を大きく上げてゆっくり落とす。
・シェイク
・軽くしゃくる

ポイントは、
"イカにアピールする" "ステイで抱かせる"という2点です。

アクションしてステイ。ステイの時のティップの変化をよーく見ます。
ここでイカパンチが炸裂すると、ティップが戻ったり、ティップが絞り込まれたりします。
竿先の変化に違和感を感じたらフッキングします。
私は積極的に掛ける派です。

バラしてもスッテの近くにはいるので、そのまま近くでアクション、ステイを繰り返します。

乗るとググッと竿が絞り込まれます。
ここで竿のパワーが強すぎる場合は、ドラグを絞めすぎると、イカの触腕が千切れてしまいます。
イカジェットでドラグが出るくらいの強度にして、ロッドテンションを掛けながら巻き上げます。

ロッドテンションが抜けるとスッテには返しが無いのでバレます。

上がってきたのは立派なケンサキイカ。胴長23cm。見るからに美味いやつです。

釣ったイカは生かして持ち帰るも良し。締めてよく冷やしたクーラーに入れて持ち帰るのも良し。ポイントは"水に直接当てないこと"です。
トロ箱やジップロックを駆使します。

イカは同じ棚に群れていることが多いので、当たった棚をマーカーのカラーで記憶します。

そしてその棚に落として再度アクションします。

群れがいなくなったらまた探す。この動作を繰り返して釣果を伸ばしていきます。

同乗者が先に釣れると棚を教えてくれるので、不思議な一体感が生まれるのもこの釣りの醍醐味です。

結果、ケンサキイカ10杯と渋かったですが、これからハイシーズンに入りますので、ぜひお試しあれ。

釣りたてのイカは船上で捌いて、ネギトロ巻きに乗せてみましたとさ。鮮度抜群イカトロ巻きです。
身が生きてます。うまうま。

帰宅して早速お作りと、炙りを食べました。
炙りのレモン塩。最高です。身はねっとり甘みがあって最高です。

本当は塩辛作りたかったんですが、肝が全然無くて残念。ケンサキは肝が少ないのかな？
美味しい楽しい釣行でした。

fin.