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税理士試験合格への道しるべ:効率的な勉強法と合格体験記

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税理士試験合格への最短距離!合格者のリアルな勉強法を公開 税理士試験は合格率が難関として知られており、合格には綿密な計画と効率的な勉強方法が必須です。しかし、膨大な学習範囲と複雑…
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2024年5月の記事一覧

税理士試験 官報合格にチャレンジするか免除合格を目指すか

官報合格について税理士試験は、会計と税法に関する高度な知識を求められる非常に厳しい試験です。この試験に合格するには、以下のような科目に合格する必要があります: 1. 簿記論 2. 財務諸表論 3. 税法科目(法人税法または所得税法) 4. その他の税法科目(2科目) これらの5科目すべてに合格した受験生は「官報合格」と呼ばれ、その名が官報に掲載されます。毎年の受験者数は約3万人ですが、官報合格者は約600人、つまり合格率はわずか2%前後です。 私は幸いにも6年で官報合格

簿記論合格の秘訣:組織再編と総合問題対策

1. 組織再編の勉強はほどほどに 税理士試験の準備期間も終盤に差し掛かるこの時期、多くの予備校では法人税と同様に簿記論でも組織再編のテキストが配布されます。 しかし、実際の本試験において組織再編が出題されることは非常に稀です。そのため、組織再編の学習に過度な時間を費やすことは避けるべきです。 2. 基本知識を抑えることが重要 授業はしっかりと聞いておくことが大切ですが、組織再編についてはテキストの基本例題が解ければ十分です。 私は現在実務でも組織再編絡みの案件を担

税理士試験に最適なボールペン選びのポイント

税理士試験はボールペンで回答する必要があり、シャーペンや消えるボールペンでの回答は即不合格となります。そのため、ボールペンの選択は非常に重要です。書きやすくて手に馴染むボールペンを探すことが、試験成功への鍵となります。 ボールペン選びの重要性 税理士試験の勉強期間中、ボールペンを頻繁に使います。一般生活ではボールペンを使い切ることは稀かもしれませんが、税理士試験の準備中は月に数本のボールペンを消費することも珍しくありません。実際に、私が試験に合格するまでに使ったボールペ

税理士試験の簿記論 本試験問題の解き方とトレーニングの方法

簿記論を攻略せよ! 簿記論の試験って、まさに頭脳戦!解き方一つで合否が分かれます。予備校で30%以内に入っていればほぼ合格圏内と言われていますが、実際にはその半分が合格。ここで差をつけるのは、解答の戦略と時間配分なんです。 まず、やっちゃいけないのは、第1問と第2問に時間を使いすぎて、第3問の総合問題で時間が足りなくなること。意外にも、実力のある受験生ほど、この罠にハマりがち。難しい学者問題を完璧に解こうとするあまり、総合問題で失点してしまうんです。 そこで、おすすめの

税理士試験の簿記論 常に本番を想定してトレーニングする

この時期は、受験生の皆さんは、テキストを何度も読みながら個別の問題に取り組んでいることでしょう。それはとても重要なことですが、同時に、総合問題にも取り組むことが必要です。今回は、総合問題に焦点を当て、その効果的な解き方について考えてみましょう。 目安として、毎週、数問かは解答する必要があります。 総合問題の重要性 総合問題は、単に個別の問題を解くだけでは得られない能力を養うのに役立ちます。それは、あなたが習ったことを複数の知識領域を組み合わせて適用する能力を育てるものです