『オペレーション〈マンネリズム〉』
B
クリスマスイブですね。インスタグラムのストーリーはホールケーキまみれです。美味しそうです。それをよそに、自分はももクロのライブからのM-1の黄金ルートでした。令和ロマンはおめでとうございます。抽象的な表現ですがコンビ名から感じるに文化が令和になってきているように感じます。それとは別に松本人志の真空ジェシカへの講評の中の「笑いって遠近感」という言葉を反芻しています。見る側と見せる側の関係性を絶妙に言い現わしてる気がしますがまだ自分の中で消化できていないのでもう少し練ります。過去最長の無駄話ですが本題に進みます。今回はSPY×FAMMILY2期です。アーニャがカワイイだけのアニメじゃなかったです。とはいえ良くも悪くもマンネリです。
感想
今回の2期は豪華客船編がメインで描かれていました。原作ではややマンネリを感じてましたがアニメでは悪くなかったように思います。殺し屋としてのヨルさんの敵組織をバッタバタと薙ぎ倒していく様は漫画よりも爽快でアニメ化して良かった点の1つです。アーニャとロイドも各々で空回りしながらも自分なりに頑張ってたのでノイズにならないながらも存在感を示してたのはよかったです。
SPY×FAMILYの特徴としてはメイン筋の話に小話をいくつか挟む構成です。今回はその小話の質が高かった。知恵の甘味とバーリントラブもアーニャとベッキーの個性が上手く表現できており満足度は高いです。最終話で豪華客船に乗船できず出じろが少なかったボンドに見せ所が作られてあってキャラをぞんざいに扱わずそれぞれに見せ場を与えたのは好印象です。
原作のストックがやや厳しいのでアニメ3期は少し先になるかと思います。これはアニメの問題ではないのですが良くも悪くもマンネリが開始しています。この家族は相手の出自に気づかずにひたすらにすれ違いコントをし続けるような気がします。私たちは令和のサザエさんの誕生を目撃しているのかもしれません。と考えるとサザエさんみたいに日曜18時半ではなく深夜で10-15分×2-3本みたく構成も安定していない。帯に短し襷に長しな印象はあります。しかし、昨今はサブスク全盛であるためテレビのゴールデンタイムに放送する意味はもうないのかもしれません。
この変化は新たな可能性を秘めた令和のロマン?
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