きづなPARKのおもしろさ!「表現している奥の奥」
きづなPARK事務局です。
いきなりですが、みなさんは以下の画像をどのように表現するでしょうか。
「左の人から右の人に花束を渡している。」と感じた方もいると思います。
逆に、
「右の人から左の人に花束を渡している。左側のひとが手に取りやすいように、花束の上の方を持って渡している」
と思った人もいるかもしれません。
視覚情報から得ることができる内容は同じですが、解釈は人によって異なります。面白いですね!
今日は「きづなPARKのおもしろさ!」を皆さんに知ってもらうべく、レポートで表現している、その表現の奥にある考え方を紹介します。
もしかすると、見え方が変わるかもしれませんよ!
きづなPARKが可視化している経営課題
その前に、みなさんは、きづなPARKにいくつのレポートがあるかご存じでしょうか。
正解は、2023年5月現在で11のレポートがあります。そのレポートを、大まかに分類すると以下のようになります。
財務:6つ
DX:2つ
ESG:1つ
知財:1つ
生産性:1つ
この情報からわかることは何でしょう?
「財務」に関するレポートが圧倒的に多い状況から、きづなPARKが2023年5月時点で注力してるのは、「財務」情報からの経営課題の可視化であることが想像できますね。
例えば財務関連のレポートだと、決算書データを使ったレポートと月次損益のデータを使ったレポートが現在あります。
このように、きづなPARK上にある、レポート一覧のカテゴリを集計することで、注力している比重の大きさを想像することができます。
そのように考えると、今後、きづなPARKのレポートで、何が増えるのか、というところは、「それが今、大事だよ」というきづなPARKからのメッセージなのかもしれません。
きづなPARKのレポートでの表現について
それでは本題に入ります。
きづなPARKのレポートは、大きく3つの表現方法を使っています。
経営状態のその瞬間を切り取った表現
経営状態の時間の流れを内包して(閉じ込めて)切り取った表現
経営状態の時間の流れを追いかけている表現
これら3つの表現方法は、何が違うのでしょうか。何を意味しているのでしょうか。
1. 経営状態のその瞬間を切り取った表現
この表現の場合、写真のように経営状態の瞬間をとらえています。
例えば、「その月の売上金額」が該当します。
この表現が持つ情報は、その瞬間の一地点のみであるため、その時点での状況を把握したい場合に役に立つ表現方法です。
「点の表現」とここでは記載します。
2. 経営状態の時間の流れを内包して(閉じ込めて)切り取った表現
この表現方法は、上記の「経営状態のその瞬間を切り取った表現」と同じ「点の表現」ですが、数値自体に時間の流れが加味されているという違いがあります。
例えば、日次で集計している売上高の累積金額や、決算書の貸借対照表の金額が該当します。
この表現が持つ情報は、「その地点までで蓄積された」という意味が含まれるため、「自社で目指している何か」に対しての「到達可能性」を示唆します。
※到達可能性を把握するには、比較対象となる基準値が必要になります。
3. 経営状態の時間の流れを追いかけている表現
この表現方法は、情報の時間の流れによる変化をとらえる際に有効な表現方法です。上記の2つの「点の表現」と違い、こちらは「線の表現」と言えます。
例えば、毎月の売上高を月ごとに並べて記載する場合が該当します。データは、時間など把握したい推移を横軸にとり、縦軸には、データを同じ単位で集計していること、というのが一般的です。
まとめ
きづなPARKのレポートでは、皆様がきづなPARKにアップロードしたデータから経営上の課題を発見するために、上記の3つの何れかの表現で、経営状態を可視化しています。
点で表現して現状を理解し、時間の流れを内包する点の表現で到達可能性を把握する。そして、線の表現で推移を確認しながらこの先を予測する。
いかがでしたでしょうか。
きづなPARKをご利用されている場合は、早速きづなPARKにログインして、自社の経営状態を確認してみてください。
また、自社内でデータから情報を得ようとする場合の参考にしていただけたら嬉しいです。
読んでいただきありがとうございました。次回もお楽しみに!
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