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【お店雑記】遠足の前日が続いている。

楽しみなことが翌日に控えていると、前日からソワソワしがちな性格である。眠れないままに朝がきてしまい、目がギンギンのまま1日を過ごすことになったり。

遠足の前日が、まさにそんな感じだった。

300円きっかり買ったおやつを小さなリュックに詰め込んで、山の頂上でおやつを食べている自分を想像する。キャベツ太郎によっちゃんイカ、うまい棒に餅太郎。どの順番で食べようか、友だちになにをお裾分けしようかなどリュックに入ったおやつに思いを馳せながら、脳内で勝手にシミュレーションがはじまる。そして目がギンギンのまま、山に登ることに。

どうやら大人になってもその性格は変わらないみたいだ。

37歳、もうおばは..。いやいや、ほどほどに脂がのったオトナ世代であるにもかかわらず、楽しいことがあるとつい目がギンギンになってしまう。
最近だと、草々のオープン前日にこの現象が起きてしまうようになった。

草々は木曜・金曜・土曜の週3営業だから、水曜日がソワソワデーということになる。つまり、これを書いている今日であり、毎週ソワソワデーを味わっていることになる。

明日の今頃の時間帯には看板を置いているんだ、とか、こんなお客さんが来るかもしれない、あのうつわはこのテーブルに置いてみよう、こんなお花を活けてみようなど、これまた脳内で先走ってお店を開けている。

しかし、こんなにも毎週ソワソワする経験ははじめてだなぁと思う。

そんなことを、昨日、中尾泉さんとTwitterのスペースでお話することで改めて実感したのだった。


泉さんがやっている「a little」という場所は、普段はクローズドでやっているコミュニティ。このたび招待してもらい、オープンな場所でお店のことを色々お話させてもらった。

2時間、泉さんとほんとうに色々お話したんだけどもう緊張して汗びっしょり。でも泉さんのやさしい進行のおかげでお店のこと、色々話して振り返ることができた。

みなさんの反応もうれしいものばかりで。
2時間ずーっと聴いてくれた人もいて、ほんとうにありがたいなぁと、うれしい余韻がいまも続いている。


スペースでもお話したけれど、毎日お店に看板を置くときは、5ヶ月経った今でもものすごく緊張している。でも、その「ドキドキ」は前日からの「ソワソワ」も含まれたものだから、恐れらしきものはない。楽しみの分量が圧倒的に多くて、これはずっと色褪せないことだろうとも思う。

人間だもの、うまくいかないこともある。というか、うまくいかないことの方が圧倒的に多い。それでも良い緊張感をもってずっとやれているのは、初めからパーフェクトを目指そうとしていないことが大きいかもしれない。高い目標を掲げて自分を苦しめてしまうことはわかっているから、多少の行き当たりばったり感を楽しみつつ、大事にしたいことは忘れずに、週3営業を全力で楽しむ。

この気持ちを、来年も再来年も、ずっと持っていたいなぁ。
泉さんとお話して改めて思ったのでした。

泉さん、聴いてくださったみなさん、ほんとうにありがとうございました。


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