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陶芸家 見野大介さんの「家で過ごす時間」

最近は家にいることが多くなった。SNSをひらくと色んな人が「家で過ごす時間」を積極的に紹介している。
おいしいご飯、きれいな花、近所の風景…

本当は先の見えない不安を抱えている人も多いと思う。でも、それを発信してしまうとダメージを受けるのは自分だから、少しでも元気付けようと踏ん張って明るい話題を発信している人も本当はたくさんいるんじゃないのかなぁと思う。

かくいう私もその一人だ。
noteのお題で、「#おうち時間を工夫で楽しく」が発表されたとき、波にのって私もなにか発信したいなと考えたけれど、なんだかそんなに目新しいネタもないし、書くことでちょっと無理をしてしまいそうだとも思って躊躇していた。

でも、なにか書きたいし、書くことでこのもやもやな気持ちを少しでも和らげたい。そんなことを悶々と考えたときに自分一人の力でその光を見つけることができなくて、ふと、今までインタビューした人の顔が思い浮かんできた。陶芸家さん、うつわ屋の店主、木工作家さん…。
私は彼らをとても尊敬している。それは、『生き方』そのものだ。
普段の生活に向き合う姿勢、大切にしている価値観。
今まで会って話を聞いてきて、自分にはないものが滲み出ていることへの羨ましさみたいなものを感じてきた。

そこで思いついたのは、「そうだ!彼らに "いまなにをして過ごしているのか? "  話を聞いてみよう」ということ。

きっと私なんかより日々の暮らしを大切にしている圧倒的なプロ。彼らがいま家でなにをして、なにを感じているのか、聞きたいし知りたい。

そんな動機から、はじめたプチインタビュー。
小さな連載になると思いますが、一人ひとり、紹介していきますね。

陶芸家さんたちの生活を覗くことで、少しでもほっこりな気持ちが届きますように。

トップバッターは、奈良の陶芸家、見野大介さんです。

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見野さんと私との出会いは、4か月前。
奈良新聞の記事でインタビューさせてもらったことがきっかけだった。

ストイックに作品づくりへ向き合う姿勢や、おだやかでユーモアたっぷりの人柄がとても魅力的で、そのことはnoteにも書いた。

そんな見野さんの「家で過ごす時間」、聞いてみたらこんなメッセージがきました。

家での過ごし方、正直なところ我が家的には今のご時世と普段とでは大差ないんですよね。
そもそもが在宅勤務なんで(笑)

なので、我が家では当たり前となってる「家族で食卓を囲むこと」が、実は大事なことなんかなぁと思ったりもします。
ほぼ毎食家族揃って食事してることって、勤めに出てる人からすると珍しいのかなぁと。

小さい子にとって使いやすい器がどんなものか、というのも食事中に注目してたりもするので、仕事にも繋がる発見があることもあります。

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あと大事にしてるのは、コーヒー好きなので3時のおやつタイム(笑)
器が絡んでることばかりですね😂

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相変わらずロクロは回しまくってますよ😆

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見野さん…!!ご飯風景が豊かすぎる!!

特におやつの充実っぷりといったらすごい。あんこ好きな私は、たい焼きに釘付け。素敵なうつわの上にいるたい焼きはピチピチとしてうれしそう。
そういえば、見野さんの工房を訪ねたときも、奥さまがおいしいお茶とおやつを出してくれたっけ。

見野さんは日頃から、「家族で食卓を囲む時間」が当たり前にあって、大切にしている。それはシンプルだけどとてもいいことだなぁと。
私はいま、家族と離れて暮らしているからなおさらこの時間の尊さを、写真と文章をみて感じたし、なんだか家族に会いたくなった。

見野さん、ありがとう。これからもいい作品たくさんつくってくださいね。

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見野大介さんのインスタグラム↓


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