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水Pと壁打ちってなに?がわかったnoteワークショップ

「noteが書きたくなるワークショップ」に参加した。


このワークショップはtwitterやnoteで話題になっていて、面白そうだな..と、前から気になっていた。
ただ、そこで飛び交っていたのが「水P(みずぴー)」「壁打ち」という聞いたことない謎ワード。これは参加しても大丈夫なのかな...?内輪イベント...?という、少々もやもやした気持ちがあった。

とくに、水P。
水Pとは、水野さんという方がnoteのディレクターであり、その略というのは分かっているんだけど、分かってはいるんだけど、
カタカナで書くと「ミズピー」だし、小学生の頃のかわいい系のあだ名で同じような名前いたし、というか、最近〇〇ピーというあだ名聞いたことないし、柿&ピーナッツの「柿ピー」と同じような意味合いの略なんだろうけど、真面目なイベントだろうになんだかな...とそのネーミングに肩透かしをくらった感じがあって、より一層、参加前の興味を掻き立ててくれた。

実際に参加してみて、冒頭から、「水P」は全然おちゃらけていなくてとても真面目に、noteのネタ出しにアイディアの種をまいてくれる人だとわかり安心した。

何より良かったのは参加していた人がみんな前向きだったということ。集まった人たちはもともとnoteアカウントを持っていて、「書きたい」 ボルテージが高めで、有料イベントだったけど、(きっと)惜しみなく自己投資する人たち。想像していた通り、ワークショップはどこのテーブルも盛り上がっていて、 誰かが何かの意見を言ったらいいところを見つけて肯定する雰囲気に満ちていて、その空間にいれるのが心地よかった。

参加した直後の感想↓


やっぱり自分が書いてるものや書きたいテーマを人に話すのは、慣れないうちは恥ずかしくて勇気がいること。私もそう。でも、それを受け入れてくれる人たちがたくさんいたので、自分も物怖じせず話すことができた。


また、2人1組のワークショップで気づかされたのは、『自分が書きたいこととと人から見て面白い、読みたいと思うものって違うんだ』ということ。

例えば私のケースでは、「伝統工芸を伝えたい」という目的があり、それに沿ったテーマをいくつか書いたのだけど、実際に読みたいと言われたものは「あんこ」や「ジャム」の話。あんこやジャムって、そのワードだけで幸せが満ちていて好きな人も多いからとっつきやすく、いい!という意見が参考になった。だんだん、一人で書いていると周りが見えなくなって、使命感に支配され難しいテーマを書くモードになりがちだけど、人に見せて意見をもらうだけで、バーっと扉が開いたような感じでこんなに客観的にみることができるんだ、と足元を見る大切さを教えてもらった。

「好き」って強い動機だなと思う。
note自体を最初からビジネス的に利用している人はきっとほんのわずかで、書いていたら結果ビジネスにつながったという人が大半ななか、利用している人はみんな書く目的が「目先の売上」ではないはず。それを求めるなら会社組織に属して働くだろうし、じゃあ何でnoteで書くの?という問いが常についてまわる。
その問いと向き合い、書くという行為でアウトプットするということはまさに自分の「好き」や「興味」と向き合うことになり、結果「自分のことを知る」ということとイコールなんだなと思う。そして、それがないと絶対に書くことを続けられない。続けられたとしても中身はスカスカになってしまう自信がある。

あなたってどういう人ですか?
あなたって何が好きなんですか?

っていうことをtwitterやインスタ、facebookと違って『ちゃんと』伝えられる場 。それがnoteだし、発信することから新しい自分を発見することでアップデートされてく快感があるなぁと思った。

そして、最後に水Pの話を。
今回のワークショップに参加したのは、「水P」や「壁打ち」ってなに?ということだったので、その理由を知るために懇親会のときに一番最初に水Pのところに行って話を聞いてみた。

水Pは、「うんうん」とひたすら話を聞いてくれ、「これいいじゃん」とアドバイスをくれる。これってどうなのかな..と不安に思っているところの背中をポンっと押してくれる。劇的なソリューション!というのを求めている人にはちょっと物足りないかもしれないけど、「書く動機」の部分を心地よく掘り下げてくれるような感じでとても気持ちよかった。
その手段が「壁打ち」であり、水Pがいることで壁打ちが成立する。

終わったころには水Pという名前に違和感がなくなっていて、親しみを感じるようになり、安心した。

最初に感じた、あのもやもやは何だったんだろうか。
まぁ、いいか。

ほんとうにありがとうございました。

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