なんとなく、のお話から梅田へ。
なんとなく、で長らく私は生きてきたように思う。
幼いころからなんとなく、両親から与えられたものを使ってきたし、言われるがままに勉学に励み、部活に入り、受験もがんばった。大学もみんなが知っている有名なところへいけばなんとなく勝手に自分は輝くだろうと思っていたし、大人になってからも誰かがいいと言ったものやメディアにのっているものになんとなく飛びついてきた。仕事もなんとなく、会社の知名度や内容、働く場所に重きを置いて選んできたようなところがあった。「渋谷区で働いているんだ」「こん