暮らしを丁寧にやってみたかった。ー陶芸家・タナカシゲオさんがたどりついた、「表現」とは。
指定された住所をナビに入れて、奈良市内から南の方面、明日香村(あすかむら)へ。
ここは飛鳥時代に都があったところ。
日本の「はじまりの地」「こころの故郷」とも言われる、歴史深い村。
のどかに広がる田園風景、その中にポツリポツリとある古墳群。
この場所に立つだけで、土地のパワーがビリビリと伝わってくるようで。懐かしいような新しいような、不思議な感覚に包まれた。
この場所で作陶する陶芸家がいる。タナカシゲオさんだ。
タナカシゲオさんがつくるうつわは、見た目も手触りも素朴で