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魂を振り絞りながら愛煙家が物申す!

「魂を開放しろ!!」


社会人になりたてだった私が知った名言だ。

誰の名言か分からない?

当然だ。銀行の同じ支店に勤務していた某先輩の口癖なのだから。

当時2006年とか2007年。仕事が終わってから、よく飲みに行っていた。居酒屋を2軒くらいハシゴしてから、カラオケに行ったものだ。野郎だけで7人くらいで。色々な年代の銀行員が参加していた。最年少は当然私。

酔っぱらってべろんべろんになった私たちは、その先輩の「魂を開放しろ!!」の一声に「ヒャッハー!!」とまるで北斗の拳のモブのように応えていた。野郎どもがスーツを脱ぎだし、魂ではないが、ある意味魂と言えるモノを開放した。

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21世紀だったが、まさに世紀末。よくカラオケを出禁にならなかったものだ。いや、なった店もあったな。2021年現在、間違いなく事案となる行為だ。推奨はしない。

自分でも訳が分からない出だしとなったが、今日は魂を開放して話したいことがある。それはタバコについてだ。

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画像のタバコの注意書きを見てほしい。

喫煙は、あなたにとって肺がんの原因の一つとなります。疫学的な~云々かんぬん

知ってるよ、そんなこと!!


発がんリスクを高めているのだろう。寿命を削っているんでしょう。全て承知の上だ!

愛煙者への風当たりはキツイ。そして喫煙派と非喫煙派は終わることない戦争に明け暮れている。

【非喫煙派の主張】
「タバコの臭いが本当に我慢できない!居酒屋もカラオケも全て禁煙にしてしまえ!」

【喫煙派の反論】
「それじゃ、何処でタバコを吸えと!?俺たちにも吸う権利はある!てか、吸わせろ!」

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現状、非喫煙派は古美門弁護士くらい強い。喫煙派が何をどう言おうと敗訴になる。これは健康ブームというよりも、単純に喫煙者の数が減り、世間のマイノリティになっているからだ。

日本における喫煙者の割合について見てみよう。

厚生労働省の調査によると、現在習慣的に喫煙している人の割合は16.7%。男女別では男性が27.1%で女性は7.6%。

2割未満…!

日本人口1億人としたら、1,670万人 VS 8,330万人の合戦である。軍事力が違う。もう範馬勇次郎クラスですやん。

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世間は今、こんなパパンみたいな鬼(オーガ)になっている。

それだけでは無いッッ!!

金銭面だ。値上げに次ぐ値上げ!今や一箱580円になっている。恐ろしいのはその税額。

製造たばこには、国たばこ税、地方たばこ税、たばこ特別税、消費税の4種類の税金がかかります。たばこ1箱(20本入り/580円)あたりに換算すると、その税額は357.6円となっており、定価の約61.7%を占めています。令和元年度では、総額で1兆9,993億円(国たばこ税8,737億円、地方たばこ税1兆0,018億円、たばこ特別税1,238億円)が税金として納められています。​

「喫煙者言いたいことあるある」になるが、めっちゃ税金払っているんですよ!納税者として、日本社会に貢献しているんですよ?

シンジ君ばりに叫びたくなる。

もっと僕に優しくしてよ!


私は結構なヘビースモーカーなので、月に3万円はタバコを買っている。年間にすると36万円。

タバコ代360,000円 × 税率61.7%=税金222,120円

高額納税者でしかない。再びシンジ君ばりに叫びたくなる。

こんなくだらない記事を読んでくれているあなたが、非喫煙者ならこう言うだろう。

「健康にも悪くてお金もかかるのに、なんで吸い続けるの?」

回答は「中毒なんです」の一言で終わってしまうが、引いてしまうと思うのでメリットにもならないメリットを無理矢理書く。

メリット①心のリセットボタンになる
仕事の合間に一服すると、「あ!アレやるの忘れてた」と思い出すことも多い。新しいアイディアが生まれることもある。

メリット②運動習慣になる
デスクワークだとエコノミークラス症候群になるリスクがある(ちなみに30分に1度歩くと予防されるよ)。喫煙者は喫煙所へと徘徊する癖があるので、エコノミーなんちゃらにはならない。

メリット③むしろ健康にいいのでは?と思い込む
タバコの煙を思い切り吸い込むと、腹式呼吸をしている(気がする)。瞑想とヨガをやっている気分を味わうことができるのだ!

今日も今日とてタバコを吸っている。単純に美味しいから。この記事を書こうと思ったのも喫煙中だった。全てはタバコのおかげ。色々と書いて来たけど、最後はこう締めることにする。

全くやめる気はない!



読んで頂き、ありがとうございました。


#エッセイ #ブログ #タバコ #喫煙者 #魂の叫び

宇宙旅行が夢の一つなので、サポート代は将来の宇宙旅行用に積み立てます。それを記事にするのも面白そうですねー。