車✖︎年間費用✖︎選び方

ワタクシは車にこだわりがなく乗らなくていいならそれに越したことはないという考えです。

しかし、世の中通勤や生活する上でどうしても必要な人はたくさんいます。

かくいうワタクシもその一人です。

そんなワタクシが今まで培った車に対する考え選び方をまとめてわかりやすく伝えるといった内容となっています。
車に年間掛かる維持費を知りたい方、節約思考の方、新社会人の方、同じくこだわりナッスィングな方にはとくに参考になる内容と思いますのでぜひ読んでいただけたら幸いです。

前提として好きな車や、乗りたいのがある方はそれに乗れば良いと思います。
あくまで節約思考向けの内容となります。


早速内容に入ります。
車について考えるときにまず、車に掛かる費用について知っておく必要があります。

『どんな費用がある?』

支払い頻度順に並べてみました。
※尚、順番は分割払いや一括払い等で変わる場合があります。

①購入費用(車両+諸経費)
→ 最初の1回
②車検代(重量税、自賠責保険、検査手数料、点検費用、事務手数料、部品交換費用)
→新車3年、以降2年に一回
③自動車税
→毎年1回(自治体にもよるが5月支払い)
④任意保険代
→ 毎月1回
⑤駐車場代
→ 毎月1回
⑥ガソリン代
→毎回

サクサクっと注意点を伝えておきます。

購入費用(車両+諸経費)
節約的観点からしたら
なんといってもこれに影響されます。
なにを選ぶかそれぞれでちがうので
一概には言えませんが、
共通する注意点としては、
相場を調べましょう!
ネットに車両価格しか載せていない
状態にして諸経費詐欺で
ふっかけてくる車屋もいるので要注意です。
ワタクシの学びとしては
車両価格のみしか掲載していないところは
見に行く必要もないと考えています。
もしも、それでも気になるところが
ありましたら、この価格ならと決めて、
その価格でなければ帰るという
断固たる意思をもって見に行きましょう。
諸経費はおおよそ8万〜25万なので
大きく超えるようであれば、
『すみません用事が〜』といって
即刻帰りましょう。

車検代(重量税、自賠責保険、検査手数料、点検費用、事務手数料、部品交換費用)
車種や車の状態それぞれの
車屋さんのプランに
よって変動しますが
法定費用ではぼったくれません。
車検時の注意点は部品交換費用!
部品交換費用でぼったくる
可能性があるので注意。
不安ならいくつか
いくつか見積もりをすると良いでしょう。
共通箇所を指摘されたら間違いないですし
料金の比較もできます。

全国展開しているオートバックスさんの場合
店舗により少しずつ違うのでしょうが
こんな感じ料金案内になります。
実際、最安の価格になることは少ない
でしょうが、この何円「〜」に注意。


③ 自動車税
毎年4月1日時点での
自動車の車検証上の所有者に対して、
自動的にかかる税。
自治体によるが5月支払いが多い。
軽自動車税は、
自家用乗用軽自動車の場合、
一律10,800円です。
注意点は
用途や総排気量により税額が決まります。
車選びの際には排気量にも注意しましょう。



任意保険
自動車購入の際に
「是非うちで保険の方も〜」
と言ってくるパターンもあるあるなのですが
必ずしもお得じゃない場合もありますので
総合的に色々な保険で見比べてくれる
お抱えの保険屋さんを作っておきましょう。
その上で自分でも調べて的確な保険に
入りましょう
(ワタクシ的な自動車保険の結論としては対人いる、対物いる、人身障害いらない、車両保険いらない、弁護士特約は付けとく、運転者限定付けとくです)
しっかり検討して自分のベストな保険に入りましょう

駐車場代
駐車場代は地主さんの言い値のケースが
大半なので交渉する価値はあると思います。
ただ管理会社が入っている場合は難しいかも。

ガソリン代
これはシンプルに安定的に安いところ
探しましょう。
ガソリンの中身は大きくは変わらない、、、
はずです。
運搬費や人件費や広告費が乗って高くなっています。
クレジット割引より
現金もしくはそこのガソリンスタンドでしか
使えない謎のプリペイドカードのが安い場合が多いです。
というのもクレジットカードは業者が手数料を支払っている為、料金では還元できない場合があるためです。
とはいえクレジット業者も使ってほしいのでメルマガ登録したらとかパスワード入れたらとかで、普通にノンセルフの国道沿いスタンドよりは安い場合もあります。
ワタクシは自宅から近いというのもあり、
躊躇なく謎のプリペイドカード作りました。
クレカで給油したら高くつきますが、
プリカで給油したら近場では最安です。

『それぞれいくらかかる?』

これまた車種、車の状態、使用頻度、
移動距離、社会情勢により変動はしますが、
わかりやすくする為
軽自動車と普通車
(小型乗用車(コンパクトカー))
と比較しました。
理由は中型、大型車だと費用に差が出過ぎて
比較がわかりにくい為
普通車の中の最安で比較する方が
わかりやすいと思った為です。
まとめた内容もあくまで一例です。

車種選定が難しいので
ホンダ車に絞って
軽自動車→N-BOX
普通車→フィット
で算定します。

①購入費用

さぁまずは購入費用です。
車選びの際によくリセールバリューという
考え方がありますが、
それだけで選ぶのはあまりおすすめできません。
あくまでも付加価値という感覚で選びましょう。
というのも買った値段以上になる車なんて
庶民には簡単に手が出せない上に
リセールを考えて買った車が事故に合う
可能性も乗る以上は常にあるからです。
「いやいや、買った値段以上にならなくても
売るときにそこそこの額になったら
いいやん」という考えなのでしょうが
ワタクシは問いたい、
「売るために買うのですか?」
売るときにいくらで売れるかなんて
だれにもわかりません
「安く買って高く売る」
のではなく
『めっちゃ安く買ってそれなりになればいっか』
でいいんです。
乗ってる以上は
事故リスク(するもされる)もあり
年月、距離、部品の消耗、劣化などで
価値は確実に下がり続けます。
乗り潰すのか?何年くらい乗るのか?
を見定めてその上でリセールがいいというなら、尚よしって感じで購入した方が良いです。

では、どんな考えを持って選べばいいのかと
言うと『1年単位で必要経費を考える』
ということです。
どゆことやねん!ってことですよね。
説明します。

例えば
300万円の車を購入して
それを10年乗ったら1年あたり30万円
車に費用がかかったということですよね。
40万円の車を2年乗ったら一年あたり20万円
といった具合です。

売却を考慮しても、
300万円新車
5年乗った後の買取価格150万円
1年あたり30万円

40万円中古車
5年乗った後の買取価格0円としても
1年あたり8万円

この価格差はでかいです。

もちろん車検、自動車税、保険料、駐車代、ガソリン代、メンテナンス費用、
もろもろもついてきますので
こう言った点を総合的に評価する
必要があります。

さぁここで現金50万握り締めて車を買いに行った場合どんな程度の車が買えるのか調べてみましょう!
なぜ50万円なのかは三つ理由があります。
一つ目はローンは金利等を無駄に支払うので、節約的観点ではバツなので、一括で支払えうる額かなと仮定したこと
二つ目は一括で支払う前提なので学生バイトで3年、社会人なら1年あれば倹約すればで貯めれるであろう額かと思ったこと
三つ目は50万円の車ならしっかり選べば全然状態の良い車はたくさんあるかなと思ったこと
つまり、なんとなくです。笑

まずはNBOX
台数の多いカーセンサーで全国、NBOX、
〜50万円までの検索をかけたところ
705件
まだまだ多いのでもう少し絞ります。
車検付き、事故なしを追加します。

・車検なしと事故ありの話

車検なしでも、残り少なくても価格とのバランスがとれたらいいですし、事故車も価格が下がるので致命傷を避けていたら良いと思います。
ただし、どんな程度の事故なのかわからないですし、事故も隠せるみたいですし、車屋さんの言い方一つなので信用してはいけません。
信頼を築いて必ず自分で判断しましょう。


さぁ車検付き事故なしの項目を追加したら
173件
まだまだ程度もピンキリなので
コミコミ50万ギリギリの車を
ワタクシの独断と偏見で観察した結果。

事故なし、車検付き、9年落ち前後、10万㎞前後で手にいれることは充分可能な領域です。

注意点としては陸送費等がかかるので同じ県で探すのがいいと思います。年式と多走行が不安なので整備状態は聞いておいたほうがいいです。修理の高く部品は交換したか?など。一昔前は10年10万㎞という言葉があったが、近年の車はメンテナンス状態によりますけど、まだまだ走れるという意見もよくあります。

調べているときに驚いたのは走行距離20万㎞台で売っているのがごろごろしている点です。
リセールバリューも期待できそうです。


基本的には乗り潰す覚悟で乗るのが
経済的です。
運転の最中に爆発なんて聞いたこと
ありませんよね。
それなりにメンテナンスをしていたら
全然オッケーなのです。
日本車の優位性をフルに使い倒すべきです。
そして手放すときも
最低下取り保証をしているところや
部品取りをとかもできますので
ゼロ円やお金払って廃車なんて
実はあんまりありません。

すみません、少し脱線しました。


続きましてフィット
同じ要領でカーセンサー、全国、フィット、
〜50万円までで検索をかけたところ
2524件。
さすが、言わずとしれたホンダの大衆車
球数がハンパやありません。

車検付き事故なしの項目を追加したら
173件
例の如くピンキリなので
コミコミ50万ギリギリの車を
ワタクシの独断と偏見で観察した結果。

事故なし、車検付き、9年落ち前後、5万㎞前後で手にいれることは充分可能な領域です。
シルバーでしたら8年落ち、2万㎞台なんて強者もありました。

・色の話

色に関してはこれまた価格とバランスが取れれば全然ありだと思います。
一般的にはパールと黒をすすめる方もいますがその分値段が下がれば違う色も全然ありです。
問題といえば、修理の際にその色の数が少なく逆に高くつく可能性があるという点です。
しかし、シルバーなら社用車等で使うこともあるおかげか球数も多く人気色じゃないので安いですし、汚れは目立ちにくい。
ワタクシからしたらシルバー最高じゃないかという考えです。

・年式と走行距離の話

調べていて思ったのが年式の方が距離より価格に影響を及ぼす割合が大きいということです。
つまり、年式を優先させる方がリセールを考えるといいのかもしれませんね。

①高年式低走行
②高年式多走行
③低年式低走行
④低年式多走行

①〜④に向かって価格が下がる
もちろん年式や距離の加減によるしその他状態グレードにより影響を受けるが感覚的に抑えて置いてもいいと思います。

②車検代

引き続きNBOXとフィットで比較していきます。
先ほどのオートバックス車検の料金表から最安値で照らし合わせると
NBOX      48,330円〜
フィット 58,310円〜

ちなみに実際の車検費用の相場は、ディーラーならば軽自動車は約7万円、1500ccクラスのコンパクトカーは約10万円です。
一方、カー用品店で車検を受ける場合、費用相場は軽自動車は約5万円、1500ccクラスのコンパクトカーなら約7万円となっています。
車検費用を抑える方法としては相見積もりをして比較したりユーザー車検等があります。

③自動車税

排気量の料金表より
NBOX      10,800円
フィット 34,500円

④任意保険代

保険会社や車種、等級、加入内容、特約等により変わるので一概には言えませんが、ワタクシ的にネット保険がおすすめなので同一会社の
概算保険料見積もり
18歳以上、ブルー免許、6等級で
ざっくり調べたところ
年間の保険料

NBOX      96,330円
フィット 100,130円

となりました


そして保険屋さんに知り合いがいても
本当に自分に合っているかは調べるべきです

ここで見積もりできます↓
https://www.bang.co.jp/mobile/smt/promo/p-step/index3.html?ID=ap099&_rt_ck=263.210502965679&soid=34286.264358&_rt_ck_t=cn

⑤駐車場代

軽自動車と普通車で駐車料金自体は変わりませんが軽自動車は車庫証明がいらないなど優位的な点があります。

⑥ガソリン代

ガソリン代も同じレギュラー同士なら
軽自動車と普通車で違いはありません。
一般的に走行距離は一年一万㎞と言われます。
レギュラーガソリンの全国平均が約145円。

NBOXの燃費が年式、ターボか、メンテナンスの状態等によって変動しますがi-VTECエンジンの2WD車は16.7km/L、4WD車は13.5km/L、ターボエンジン2WD車は15.3~15.7km/L、4WD車は13.5~14.2km/Lとなっています。
独断と偏見で13km/Lとして

フィットの燃費が同じく変動しますが、実燃費は1.3Lガソリン2WD車が15.31~16.32km/L、4WD車が15.26km/L、1.5Lガソリン2WD車が14.93~16.16km/L、ハイブリッド2WD車が21.80~23.60km/L、4WD車が22.66km/Lです。
独断と偏見で15km/Lとして

年間一万㎞走る計算でガソリン代を算定

NBOX      一万㎞÷13km/L×145円=
約111,538.円

フィット 一万㎞÷15km/L×145円=
約96,666.円

となりました。
実際はNBOXもフィットももう少し違うでしょうが燃費差が与える影響を知りたかったので差を付けてみました。

ちなみに同じ計算方式で

10km/L=145,000円
11km/L=131,818.円
12km/L=120,833.円
13km/L=111,538.円
14km/L=103,571.円
15km/L= 96,666.円
16km/L= 90,625円
17km/L= 85,294.円
18km/L= 80,555.円
19km/L= 76,315.円
20km/L= 72,500円

となります。

燃費が大事だと言われるゆえんは、この差にあるのですね。もちろんガソリンの価格や乗り方、乗る距離、道、メンテナンス状態により変動するのですが、同じ条件ならこれくらい開くということなのです。

・ハイブリッド車の話

しかし、だからといって燃費でそんなに変わるならハイブリッドでいいじゃんとなりがちですが、その分購入価格が上がるのでその差額を回収するのにどれくらいかかるのかは考える余地はあるかと思います。
わかりやすい記事があったので引用します。

https://gazoo.com/column/daily/19/10/27/

まとめると同じ車種の
ハイブリッドとレギュラーガソリン
購入差額36万円
年間一万キロ走るとして
燃費差約7万円
回収するのに5年〜6年
年間五千キロしか走らなければ
10年〜12年かかるということですね。
逆に二万キロ走れば
3〜4年で回収できますね。
同じ金額ならガソリンを入れる手間も
減りますし迷わずハイブリッドですが
価格差による
回収に時間が掛かることと
ハイブリッドシステムの
メンテナンスリスク
もろもろ考えるとガソリン車という
選択も全然ありです。

走行距離乗り方に依存しますが、おおよその年間乗る距離は考えておく必要があります。

NBOX  vs フィット

さぁ以上を踏まえて
結局1年あたりの経費どっちがお得なのか
※中古車購入の定なので車検は2年に1回。
1年あたりの費用なので車検代は半分とさせて頂きました。


17,618円差でNBOXに軍配でした!
どうですか?
思いの他差がないなと思いましたか?
ガソリン代の差を考慮しなければ約32,000円です。
皮算用の上に概算ですけど、でかいですよねー。

最低でもこれくらいの開きが出るってわけです。

車種が変われば結果ももっと変わっていきます。それぞれの方の使用目的、使用頻度に応じて納得の買い物ができるのに役立てたらこれ幸いです。

※尚NBOXとフィットに関してこの記事を書いている段階の相場であって常に変動しています。

購入時の具体的な考え方&ワタクシの教訓

①なぜ必要かを考える
・単なる移動手段なのか?
・旅行に行ったりする為か?
・モチベーションを上げる為か?
・高級車に乗ってマウントを取る為か?

②おおよその年間の移動距離、何年乗るかを考える
・任意保険に使用する場合もある
・考えておくと乗ろうとしてる車が絞りやすくなる

③年間の維持費を割り出す
・車種の見比べの材料になる

④予算を決め車種を特定し相場を調べ気になるのは全部見に行く
・すぐに契約はしない
→場合によっては即決も大事だが判断基準が固まってない状態での即決はもう少しみたらと後悔してしまうことがある

・売れてしまっても縁がなかったと割り切る
→目が養われてきたら、狙ってるのがすぐ売れてしまうこともあります。
悔しいですけど、見れるようになってきたんだと切り替えましょう。

・年間の維持費を割り出しているのでそれも判断材料にしましょう
→例えば、同じ価格のA車とB車で迷ったとしましょう。
A車はB車より燃費がいいけど、見た目がいまいち。
B車はA車より燃費は悪いけど、見た目はいい

A車とB車で年間のガソリン代の差額が3万円だとして6年乗るつもりなら6年後見た目を我慢して18万円手に入るか?18万円なら見た目いい方がいいか?それぞれの価値観による。
ワタクシはつまならいプライドはいらないので迷わず18万円でしゅ!笑

・売値に惑わされない
→売値は消費者も相場を知れる時代になったのでむちゃくちゃ安いということは比較的レアケースです。なので安いのには理由があると思いましょう。

・営業を信じるな
→当たり前ですが営業は売りたくてしょうがないので、あの手この手で売ろうとしてきます。中にはいい営業マンの方もいるでしょうけど。重要なのは自分の判断基準を持ち、他人に揺さぶられないことです。
ちなみに、いい営業マンを見極めるポイントは、ある程度話して仲良くなったらデメリットを聞きましょう。
これに答えられる営業マンはワタクシ的に信用できます。

・雨の日に買うな
→雨の日は傷が分かりにくくなります。
どうしても雨の日しか行けないようなら、営業マンに傷等を聞きましょう。
正直に答えてくれたら、ある程度信用できます。先に言ってくれたらより信用できます。
とはいってもこれも晴れの日に自分で確かめることをおすすめします。

なぜ書いたか?

偏見まみれの内容でしたが最後まで読んでくれてありがとうございました。この記事の内容、考え方、検索の仕方はあくまでも一つの方法に過ぎません。ワタクシだったらなんにも手がかりがない上でどれがいいか悩むより一つの指標となる考えがあった上で考える方がいいと思いこの記事を書きましたので、いいと思う部分だけでも抽出してくれたら嬉しいです。


迷っても行けよ!行けばわかるさ!


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