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犬体温の気配。

おーい、お腹空いたよ!はやく起きて!

といった動物飼育経験者あるある。
わたしにはもうない。パートナーのU^ェ^Uがいないから。他界したから。

目覚ましなしでは起きられなくなった自分に、今朝この気配があって飛び起きた。もちろんU^ェ^Uはいない。私の枕の近くにはいつもどおりお仏壇に、彼女のお骨とお花、たくさんのおかし、シベリア、ヤクルト。
当たり前のカラフルな事実に愕然としながらも、彼女がいることを感じた。


朝晩と、出社前、帰宅後、お線香をたく。
どうか今日も、U^ェ^Uがお友達とお空で遊んでいるように。かみさまおねがいします。かみさまお願いします。

そういえば昔から自分は、独り言をよくいう。
今はそれにU^ェ^Uへの会話が追加された。

出勤時、バス停までにさんぷん歩く。その時も犬と話している。そして大きな車道を渡る時、車が轢いてくれないかなと淡い期待を持ちながら目を瞑りすすむ。

クラクションや怒鳴り超えがあれば、喧嘩に発展する。完全にわたしが悪い。のに、なぜ轢かねえんだよ!と罵倒する。

そんな私が心配なのかなあ
なんて今朝の気配で思った。

寿命をはんぶんこしたかった。
無念なり

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