見出し画像

宙組 High&Low はすごかった!

 こんにちは。花衣(けい)です。
 実は先日宝塚歌劇団宙組のHigh&Lowを見てきました。実はこの公演は友人の尽力のおかげで叶った観劇。本当に感謝です。
 実は今回が宙組の初観劇でした。まさかHigh&Lowが初観劇になるとは思ってもみなかったのですが(笑)
 
 実際見るといやー治安が悪いのなんの!(舞台上でね)
 絶対すみれコードに引っかかっているところがいくつかあるだろうなと思いながら見てました(笑)
 
 最初は寿つかささんのSWORDの紹介ナレーションで始まるのですが、この始まりのしかた、とてもよかったと思います。
 最初に出てくるのはSWORDの「O」こと鬼邪高校。この高校名「おやこうこう」と読むのですね。「親孝行」とかけているのかな(笑)
鬼邪高校を率いる村山こと鷹翔千空さん、もう本場の村山そのものでした。そしてこの鬼邪高校の仲間の一人にみくちゃんこと海玖里粋さんがいたように思えます。
 そして一番気になったのがSWORDの「R」Rude boys。このチームを率いるのはスモーキー役の桜木みなとさんです。登場の時にスモーキーの妹役のららが劇場の大階段を飛び降りてびっくりしました(笑)。スモーキーは病気と言う設定からか終始元気がなさそうです。そして今まで見た中でも一番姿勢が悪い(笑)→桜木みなとさんもカフェブレイクで言ってましたが
ですが、後半で出てくる苦邪組との闘争のシーンではスモーキーはバッチバッチに戦っています。あれ?病気は大丈夫なのかな?と思ったり(笑)
まあ、自分の街を燃やされたからそりゃあ怒るよね…

 今回の主人公は先日退団を発表されたコブラ役の真風涼帆さんとカナ役の潤花さん。カナは今回宝塚版のオリジナルキャラクターです。タカラジェンヌさんがコブラツイストかけるシーンなんてなかなか見れないと思います。ある意味ラッキーでした(笑)効果音の「ボキボキッ」っていう音、思わず顔をしかめてしまうくらいリアリティのある音でした。
 カナは病気で余命半年。死ぬまでにやりたいことリストをコブラと一緒に叶えて行きます。

 一番劇中でギャップに萌えたのが、SWORDの「W」の「White Rascals」でRocky役のキキちゃんこと芹香斗亜さん。もう、見た目が怖いのにか弱い女性を守るという心に痺れました。彼女の声、とても好みです♡でも、何故手には手錠を片方だけかけているのだろう?

カナは最後命尽きて最後はコブラの胸で息を引き取るのですが、しばらくしてコブラのところに現れます。しかもセリフが「出ちゃった♡」
観客全員が爆笑に包まれていました。
幽霊になったカナが最後すっとコブラのそばから消えていくシーンは圧巻でした。なるほどね。ああいう演出にしたか。野口先生すごい。

最初、High&Lowをやるときはどう表現していくのか本当に謎でしたが野口先生のすごさを実感しました。また、普段上品なタカラジェンヌさんも本物の不良みたいでした。こういうヤンキー物もありかも!と思えました。また、作品の幅が広がったような気がします。

いよいよ来週は星組のディミトリ遠征です。
ディミトリも原作を読んだのでこれを星組でどう演じて行くのかが楽しみです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?