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自由がもたらす悲劇

自由がもたらす悲劇


私たち人間は

『自由』

になりたいと思い
口にします。

毎日毎日
お勤めしている会社と家の往復

時間も決められて
仕事も決められて
食事の時間も決まっていて
仕事のための
人付き合いも決まっている

一見
不自由に思うかもしれません。

でも
全て決められた生活には

団体生活をするための
ルールがあり

そのルールは
団体をとりまとめる人が
団体の秩序を守るために
決めたもの

全ての人に満足と
いうわけではないけれど

大半の人は
それで過ごすことに
違和感をあまり感じないルールです。

長年
不平不満を言いつつも
それに従って来た人たちが
定年退職すると

会社以外の
時間の使い方や
人付き合いが
全くわからなくて途方に暮れ

酷い人はメンタルのバランスを
崩してしまう人もいます。



ではこれを
家庭に当てはめてみます。

家庭の中にルールがあり
犬という新しいメンバーが追加されました。

ところが
家族のルールを
その新しいめメンバーは
教えてももらえず

それどころか
好きにしていいと言われます。

この家に
どんなメンバーがいて
それぞれどんな人なのかわからず
自分の好きにしていいと言われても

どうしたらいいかわかりません。

家の中を走り回っていいのか
トイレはどこなのか
ご飯は何時頃なのかも

全くわからず

毎日がすぎていき
日毎に不安が募り始めます。

不安が募るあまり
あちこちにマーキングして
自分の形跡を残してみたり

不安を解消するために
あれこれかじってみたり

そうすれば
何となく反応してくれる。

好きにしていいよ。
と言われ

でもその好きな事すら
よくわからなくて

不安はどんどん膨らみます。

不安が募り
眠れなくて

ちょっとした音が怖くなり
吠えるようになります。

孤独と不穏しかない毎日が
過ぎていくのです。


その家で安心して暮らしていくには
家族の中のルールを教えてもらい
それに従って生きる。

少しの窮屈があるかもしれませんが
好き放題の生活の中にある

不安や孤独より
その少しの窮屈が心地よいと思うのです。


特に孤独は
家族として認めて貰えないという
とても辛い感情の中で
暮らしていかなければならない


だからこそ
犬たちをお迎えする時は
犬と暮らすルールを作って

犬たちに教えてあげること。

そこが1番大切なことなのです。








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犬の声をお届けし、あなたの声を犬にお届けします。あなたと犬のシアワセな生活、関係のお手伝いをさせていただきます。