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パックリーダー

犬たちにとっての群

犬たちは元々群れで暮らしていた動物です。

だから

ヒエラルキーは
存在すると思っています。

昨日
バックについて
書きました。

ヒエラルキーとは序列
序列と言うと

上か下か

という極論を言われる方がおられますが

そういうことではなく
パックリーダーというように

群れにはリーダーがいて
統率しなければ
群れは成り立たない。

崩壊してしまいます。

群れの中には
ルールがあり
そのルールを守れないものは

群れの安全にすごく影響するため
群れから外されます。

野生の中で
群れから外されるということは

『死』

を意味します。

群れの中にいれば
それぞれが
それぞれの役割を果たし

みんなでみんなの命を守って
暮らすことができますが

守れないと秩序が崩れ
守れない一頭のために
群れ全体が命の危険にさらされるからです。

動物たちはとてもシビアで
群れから外された動物に対しては
一切情け容赦しません。

なぜなら
それが群れのルールだから。

みんなの命を守るためだから。

そう考えると

一旦巣立ったきょうだいたち
それぞれが母犬の元にいた頃は
群れとして暮らし
群れのルールに従い

犬同士の社会化を
学びながら暮らしていました。

大きくなるにつれ
一頭、また一頭と巣立ち
群れから外れていきます。

野生の場合
群れから巣立った子達は
それぞれがまた群れを作り始めます。

どこかで
群れ同士として
巣立った子達が出会った時

やあ!きょうだい!
懐かしいね!

とは言いません。

なぜなら
同じ群れの一員ではないからです。

独り立ちして
群れから外れたら

もしかしたら敵になりかねない相手。

その相手に対して
隙を見せることはないし

かと言って
知らない相手では無いために
威嚇したりはしませんが

子供の頃のように
仲良くしようなどとは
思いません。

人間は
いつまでたっても
親離れ子離れが出来ない。

という人もいますが
動物たちにはそれはなく

巣立ったこどもたちは
もうそれぞれの家族を持ち
それぞれが家族や命を守るために
生きていくのです。

どんなに体が小さくても犬

人間の子供のようにはなれません。

そして一旦
人間の家族として
迎えられたら

犬たちは人間の家族の一員として
その家族=群れの中で
命を守られながら
一生を過ごすのです。

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