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rakugo1000 (67) : 入船亭扇辰「茄子娘」

概要
東海道、戸塚の宿にほど近いお寺で、僧侶として五戒を心得、節操を保って暮らしていた和尚さま。お寺の脇の畑で野菜を育てていて、なかでも茄子がお気に入り。毎日のように言葉をかけながら丁寧に丁寧に育てていた。
すると、ある夏の夜に、突然「茄子の精」が現れて。「和尚さまが日々大事にしてくださり、妻にしてくださると仰っていたので…」と言い出した…。

今日聴いた噺
19/09/17
入船亭扇辰 茄子娘
https://youtu.be/qDhk_o-hxFE

プチメモ
古典落語にいくつもある、人間以外のものが人間に化けて出てくるタイプの噺なのだけど、「茄子の精」って…w また、扇辰さんが演じる茄子の精は色っぽいし、後半、小さな女の子も出てくるのだけど、それも可愛いことこのうえなし。
この噺をかける方はほとんどいないのだけど、扇辰さんが夏によくかけてくださり、どうやら入船亭のお家芸っぽい。これをやって、違和感なく感じさせる噺家さんは少ないかもしれないなぁ…。ちょっと可愛らしさもないといけないし、あまりイヤラシくならないように配慮も必要。

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