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結局なにも覚えていない。でもそれでいいのだ。

人間の脳の容量っておよそ1ペタバイトもあるらしいです。

ちょっとまって。

ペタに馴染みがなさすぎて、その凄さがわからない。

1ペタ=1000テラバイトらしいです。

うーん、まだしっくりこない。

えーっと、わたしの持っているスマホの容量が64ギガバイトだから、64で割ると…1万6千台ぶん!これはすごい!

冒頭から脱線してしまいました。

脳の容量はそれだけ多いのに、わたしの脳は記憶することがすこぶる苦手です。
おそらく2ギガバイト(適当)くらいしかないんです。


本を読むのが好きなんですが、その内容ってほとんど覚えていないです。

noteに記事を書いて、アウトプットすれば覚えるのかな、と思った時期もありました。しかし、実際にはほぼ覚えておらず!

自分の書いた記事を読んだときなんか「へー、こんな感想だったんだ。」と他の人が書いたような気持ちで読むこともあります。

覚えられないんですよね。

この本はよかった!という本も心に響いた一つ二つのことを覚えているくらいです。

ちょっと前に「未来の年表」という本を読みました。この本で覚えていることは「65歳を過ぎても働く。」「山の整備をする人がいなくて土砂崩れが増える。」の2つだけです。

もう一度書きますが、いい本です。

1年前に読んだ本なんかは、その内容のほとんどが消えています。一言で覚えているだけで、「才能は信じるな」「悲恋」「自然って偉大」とか簡単な言葉で記憶しています。

「覚えられない」ということは、かつてコンプレックスでした。

学生のときは大変でした。英単語を何回見ても覚えられないんですから。暗記をする勉強面では苦労することが多かったです。

一方で、記憶力がいい人が「苦しい記憶」を忘れらずに、苦しんでいるのをみたことがあります。物事をよく覚えているけれど、細部に気をとられて動けなくなっている姿もみました。

なにごとも一長一短です。
覚えられないのも、それはそれでいっかと思えるようになりました。

本も1、2個でも覚えているんですから十分です。

それ以外の枝葉の知識は、わたしにとっては重要なことではなかった、と気にしないようにしています。

うろ覚えだと、まだなんとな〜く記憶があるんですけれど、記憶が綺麗さっぱり消えることもあります。

「そこには書かれていませんでした」と言わんばかりに、頭の中の消しゴムによって、綺麗に消されてしまうんです。

わたしから提案したのに、あなたが誘ったんでしょ、と言ってみたり。
約束したのをなかったことにしたり。

一長一短とはいえ、これにはわたしも困ることが多い。

大事なことはメモするけれど、それでも防げないことが稀にある。

相手が怪訝な顔をしていたら、「ごめんなさい」をすることが一番なのです。


今日だって、”ごぼう”の購入を母に頼まれたのに、きれーに忘れてしまった。
ごめんなさい、です。

結局なにも覚えていない。

でも、それでいいのだ。

よくないことも時々あるけれどね。


お読みいただき、ありがとうございます。
次の記事でお会いしましょう。

またねー!


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