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自動車の価格、上昇の果て

最近、乗用車の価格が上昇しているようです。

経済産業省の調査によると、2022年の乗用車の生産金額は前年比11.8%増加しています。これは、生産台数の減少を単価の上昇がカバーしたことによるものです。

この単価上昇の要因は、大きく分けて2つあります。

1つは、ハイブリッド車や電気自動車などの電動車の普及です。電動車はガソリン車よりも高価なため、その普及によって乗用車全体の平均単価が上昇しています。

もう1つは、原材料価格や部品価格の高騰です。半導体や鉄鋼などの原材料価格が高騰しているほか、部品メーカーの労働力不足や物流コストの増加なども価格上昇につながっています。

特に、自動運転機能や安全運転機能の標準装備化は、部品価格の上昇に大きな影響を与えています。これらの機能には、自動変速装置や電子式ブレーキ制御装置などの高価な部品が使われるためです。

また、自動車の価格上昇は、若者の自動車離れの一因とも言われています。若者の自動車離れの理由は、価格上昇だけではありません。
近年は、公共交通機関の充実やカーシェアリングなどの普及により、自動車の必要性が低下しているという指摘もあります。また、若者の価値観の変化も影響していると考えられます。

今後も、自動運転や安全運転の技術はさらに進化していくと考えられます。そのため、自動車の価格上昇は今後も続く可能性が高いでしょう。
しかし、それに伴って、より安全で快適な移動手段が提供されるようになることも期待できます。

今後、自動車業界は、価格上昇をどのように乗り越えていくのか、注目していきたいところです。


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