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「2024年1月」私のカルチャー録

今月からカルチャー録をつけてみることにしました。そこから思ったことを記述して、来月に繋げていきたいと思う。では始めていきます


〜2024年1月〜

◎音楽(アルバム)

・sweet hereaafter(新川忠/2003)
・Big Wave Sunset(Round Table/2003)
・Amp Dog Knights(Amp Fiddler/2017)
・Fina Estampa(Caetano Veloso/1994)
・palette(大貫妙子/2009)
・Gal Costa(Gal Costa/1969)
・A New Anthology From Cascine(Jensen Sportag/2023)
・Bittersweet(土岐麻子/2015)
・The Ghost That Carried Us Away(Seabear/2007)
・Vincent(FKJ/2022)
・Chasm(坂本龍一/2004)
・Lemonade(ORANCHA/2019)
・Me Chama de Gato que Eu Sou Sua(Ana Frango Eletrico/2023)
・No Reino Dos Afetos(Bruno Berle/2022)
・Tempo de Vendaval(Nara Pinheiro/2023)
・Hatoyoke CD(三浦康嗣/2023)

→SpotifyとCDで聴くことが多くなった。時間潰し目的のブックオフでジャケ買いした大貫妙子のpaletteは内容が素晴らしく、大人ミュージックで◎。大人といえば、カエターノのFina Estampaもドンピシャ(映画ぶあいそうな手紙で知った)。Ana Frango Eletricoはじめ現代ブラジル音楽が特にここではないどこかに連れていく勢いを感じた。リリックがわかっていたらさらに良さがわかるのだろうか…ポルトガル語教室に通うのも、ラティーナ会員になるのもありか。雑誌Transitのブラジル特集がよくまとまっていて、ブラジル料理を味わいたくなった。改めて、爆音でリスニングする行為は大切だと思った。疑似ライブ感といいますか。今年もfrueに行きたい

アルバムではないですが、シングル曲「Walked In The Room(Channel Tres)」は今月リピートしまくりました。去年の12月にPVがリリースされています

コンプトン出身らしいです。デトロイトテクノやシカゴハウスを下地にファンク、ディスコ、ソウル、ウエストコーストラップを織り交ぜた曲調が多い、らしいです

Against The Clockに出演していたんですね。開始前から音源準備しているのずるくないか。笑。なんか既視感あるぞ、ヨラテンゴの回だったかな

◎映画

・『ぶあいそうな手紙(アナルイーザアゼヴェード/ブラジル/2019)』@Amazon prime
・『逃げた女(ホンサンス/韓国/2019)』@Amazon prime
・『カモンカモン(マイクミルズ/アメリカ/2021)』@Amazon prime
・『ヒューマンボイス(ペドロアルモドバル/スペイン/2020)』@Amazon
・『川崎競輪(水野さやか/日本/2016)』@DOKUSO
・『東京少女(橋本根大/日本/2019)』@DOKUSO
・『Exit The Matrix(アレクサンドラボガカルスカヤ/ロシア/2021)』@DOKUSO
・『グッバイ!(中塚風花/日本/2021)』@DOKUSO
・『花に嵐(岩切一空/日本/2016)』@DOKUSO
・『真夏の夢(松本花奈/日本/2014)』@DOKUSO
・『寿/To Us(田中希美絵/日本/2013)』@DOKUSO
・『私たちの、(伊藤梢/日本/2022)』@DOKUSO
・『Danchi Woman(杉本暁子/日本/2019)』@DOKUSO
・『多日想果(大門嵩,JonCox/日本,台湾/2019)』@DOKUSO
・『フェイブルマンズ(スピルバーグ/アメリカ/2022)』@Amazon prime
・『スウィート・シング(アレクサンダーロックウェル/アメリカ/2020)』@U-NEXT
・『破局(ピエールエテックス、ジャンクロードカリエール/フランス/1961)』@U-NEXT
・『幸福な結婚記念日(ピエールエテックス/フランス/1962)』@U-NEXT
・『絶好調(ピエールエテックス/フランス/1965)』@U-NEXT
・『恋する男(ピエールエテックス/フランス/1963)』@U-NEXT
・『健康でさえあれば(ピエールエテックス/フランス/1966)』@U-NEXT
・『YOYO(ピエールエテックス/フランス/1965)』@U-NEXT
・『大恋愛(ピエールエテックス/フランス/1969)』@U-NEXT
・『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(ダニエルクワン、ダニエルシャイナート/アメリカ/2022)』@U-NEXT
・『人生はビギナーズ(マイクミルズ/アメリカ/2010)』@U-NEXT
・『アダマン号に乗って(ニコラフィリベール/フランス/2022)』@U-NEXT
・『C.R.A.Z.Y.(ジャンマルクヴァレ/カナダ/2005)』@U-NEXT
・『ダラスバイヤーズクラブ(ジャンマルクヴァレ/カナダ/2013)』@U-NEXT
・『インザスープ(アレクサンダーロックウェル/アメリカ/1992)』@U-NEXT
・『雨の日は会えない、晴れた日は君を想う((ジャンマルクヴァレ/カナダ/2015)』@U-NEXT
・『渚のシンドバッド(橋口亮輔/日本/1995)』@U-NEXT
・『ワイルドアットハート(デヴィッドリンチ/アメリカ/1990)』@U-NEXT
・『オールドジョイ(ケリーライカート/アメリカ/2006)』@U-NEXT
・『アルファヴァイル(ジャン=リュック・ゴダール/フランス/1965)』@U-NEXT
・『ぼくの伯父さん(ジャックタチ/フランス/1958)』@U-NEXT
・『春江水暖(グーシャオガン/中国/2019)』@MIRAIL
・『河(ツァイミンリャン/台湾/1997)』@U-NEXT
・『青春神話(ツァイミンリャン/台湾/1992)』@U-NEXT
・『天使の涙(ウォンカーウァイ/香港/1996)』@U-NEXT
・『花様年華(ウォンカーウァイ/香港/2000)』@U-NEXT
・『恋する惑星(ウォンカーウァイ/香港/1994)』@U-NEXT
・『ブエノスアイレス(ウォンカーウァイ/香港/1997)』@U-NEXT
・『20世紀最後の巨匠オスカーニーマイヤー(マークアンリウォンバーグ/2001)』@DVD
・『ロッキーⅥ(アキカウリスマキ/フィンランド/1986)』@U-NEXT
・『Valimo(アキカウリスマキ/フィンランド/2007)』@U-NEXT
・『Bico(アキカウリスマキ/フィンランド/2007)』@U-NEXT
・『マッチ工場の少女(アキカウリスマキ/フィンランド/1990)』@U-NEXT
・『コンタクトキラー(アキカウリスマキ/フィンランド/1990)』@U-NEXT
・『哀れなるものたち(ヨルゴスランティモス/ギリシャ/2024)』@吉祥寺オデオン

→サブスクばかりで消費感が否めない。よくないな。でもビターズエンドに続いて、ミニシアター系配給会社MOVIOLAを知れたのは最大の収穫でした。セレクトが素敵すぎた

グーシャオガンの春江水暖は当時前売り券を買ったのに関わらず、観に行かなかった思い出深い作品。まだ109の先にBunkamuraがあった頃で、大好きな劇場の一つでした。あの絶妙な傾斜が良かったのと何より品のある劇場だった。移転後初のBunkamuraは来月観たい作品の開封があるので楽しみです。一方DOKUSOは好きになれず2日で解約しましたが、ドキュメンタリー路線はよかったなと思う。個別ではマイクミルズの作品は相容れないテーマがほんとに素敵で普遍的な良さがあったなと。これからも頼みます

もう最新作は観れないけどジャンマルクヴァレもテーマが似ていて良かった。あとから気づくことがたまにあると思うんですが、「ぼくの伯父さん」のイラスト、あのなんともいえない線がエテックスだったこと、多才。自分の立ち位置を知るうえでアジア圏映画を観るのは大切だと改めて思った。来月はなるべく劇場に足を運びたい

◎書籍

・『わたしは英国王に給仕した(ボフミルフラバル)河出文庫』@下北沢B&B
・『世界一プロ・ゲーマーの「仕事術」勝ち続ける意志力(梅原大吾)小学館新書』@喜久屋書店
・『まち育てる建築オランダ・ルームビークの災害復興と住民参加(チョンピリョン)鹿島出版』@igno…book plus
・『自己流園芸ベランダ派(いとうせいこう)河出文庫』@igno…book plus
・『園芸家の一年(カレルチャペック)平凡社ライブラリー』@フラヌール書店
・『青春とは心の若さである(サムエルウルマン)角川文庫』@Amazon
・『よくわからないけど、あきらかにすごい人(穂村弘)毎日文庫』@フラヌール書店
・『リオデジャネイロに降る雪(福嶋伸洋)岩波書店』@フラヌール書店
・『ブラス・クーバスの死後の回想(マシャードジアシス)光文社古典新訳文庫』@紀伊國屋書店
・『「事務ミス」をナメるな!(中田亨)光文社新書』@紀伊國屋書店
・『一汁一菜でよいと至るまで(土井善晴)新潮新書』@title
・『中国語はおもしろい(新井一二三)講談社現代新書』@旅の本屋のまど
・『犬の人生(マーク・ストランド)中央公論新社』@Readin’ Writin’ BOOK STORE
・『気がする朝(伊藤紺)ナナロク社』@八重洲ブックセンター

→チェコ関連(文学、園芸)、中国、犬に傾倒した時期もあったんだなと思った。ブラジルは音楽だけでなく国として好きになりつつある。好きな書店をいくつか見つけたので、来月はそこをメインにdigしつつ、ブラジルを深堀していこうと思います。やはり場面ごとに本を変えていくのはよくて。移動用、それ以外用とざっくりわかれていました(回想)。通勤時の読書時間は重宝していて、仕事の始まり終わりをサンドイッチするのが読書ルーティンになりつつある。また電車内で読書する立ち位置は意識していて、座ったときか、扉付近か、優先席前の無人スペースがベストでした。未だに吊革での読書が集中できない。座っている人と目線が合いそうになり気まずい。どうしようもない時は、吊革を携えている腕に本を載せて、視線を遮るように読書するようにしていた気がします。今後も改善策を練っていきたい(所信表明)

◎ラジオ、Podcast

・『アトロク2 12/27-28、1/1-4,8-11,15-18,22-25の回(TBSラジオ)』
・『江﨑文武のBorderless Music Dig!第2夜/ゲスト漫画家 魚豊(NHK-FM東京)』
→フランス哲学者メルロポンティ。JapaneseラッパーMaphieのForum ft.Joe Cupertino
・『江﨑文武のBorderless Music Dig!第3夜/(NHK-FM東京)』
→パンクロック(oi!)。dr808からのトラップ。迫力を求めるほど低音が強くなる傾向がある。縦割り音楽の哀しさ。多面的にジャンルレス
・『江﨑文武のBorderless Music Dig!第4夜/(NHK-FM東京)』
→単純なものほどスゴい。ぎりぎりバイトしない程度の権威気にしない度合いで好きなことをするのが一番幸せなのでは?
・『モノミユーザン 細野晴臣さんと物見遊山(NHK-FM東京)』
→インド古典打楽器タブラ。サタジットレイ「音楽ホール」のサントラ
・『DFPC Ep.6-9(Spotify)』

→やはりアットホームを味わえたのがアトロク2だったと思う。いい塩梅でエンタメとカルチャー情報が入ってくるし、前情報なしで深堀もできる。きっかけとしてはベストだけど、ある意味大衆向き

聞き入るというより、ながらで聴くのが個人的な最適解でした。ベストながらをこれから模索していきたい

◎テレビ、アニメ

・『ゴッドハンド 流転の秘宝を復元せよ(NHK総合)』
・『穂村弘 短歌という魔法 前編/後編(NHKアカデミア)』

→その道のプロというか、食べていけている状況を作り出している人たちの考察の深さは見習うべきだし、尊敬に値でした

◎展示、演劇、ライブ

・『伊藤紺』(ちょっと)@ルミネ荻窪
・吉田志穂展「この窓から見えるものが変わったとしても」@東京工芸大学写大ギャラリー

→いい展示はいいですね。行きたい展示はnotionでリスト作って伺うようにしたい。週末の展覧会は人混みが多く作品に集中できないので、あまり伺う気になれないけど、来月から中平卓馬、マティス展があるので楽しみです。wakoも行けてないな。坂本図書の予約が今なら3月からか…迷うな

⭐︎総括

移動時間やらご飯中やらの隙間時間に少しでもカルチャーに触れていたなと思った。なぜカルチャーに触れるのか、ひとつは心の拠り所を作っていく作業だからなのかも。初回ということで映画観るのに張り切りすぎましたが、来月は全く観ないだろうな。ラジオは生活の一部になりつつある。まさにラジオリスナー。ハガキ職人もいずれは。月一総括するか毎週更新にするか間とって2週スパンで更新するかは悩み中ですが、無理ない範囲でどっちもやってみるのもありかも。リアルタイムだからこその楽しさや気付きがあるかもしれないし

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