Change第7回「片づけのルール」は夫婦で共有していますか?

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こんにちは!新型コロナウイルス感染拡大防止のため、働き方が見直され、テレワークを導入する企業が増えてきましたね。一つ同じ屋根の下で、夫婦一緒に過ごす時間が増えた方も多いのではないでしょうか?

そこで問題になってくるのが、夫婦の片づけルール。私自身もお客さまと接していて、「家が片づいていなくてテレワークをするのにも背景をどこにすればいいかで一苦労。」「いつも散らかっているから、仕事をしていてもイライラする」というご主人さまの声を聞くこともあれば「夫が全然片づけを手伝ってくれなくて腹が立つ」「夫が家にいるから家事が増えた…」という奥さんの声を聞かせてもらうこともあります。先日も、お片づけサポートにお伺いした際、「家族がいて私1人だけ片づけしているから、本当に毎日うんざりするんです…」というお悩みを聞かせてもらったばかりです。

片づけに対する価値観はそれぞれ違うので、とても難しいところですが、夫婦の片づけで大切なポイントが2つあります。1つが「良い意味で理想の状態を諦める」、2つめが「片づけのルールを夫婦で共有する」です。

1つめの「良い意味で理想の状態を諦める」。なぜか言うと、片づけの上手・下手や、どれくらい片づいていたら快適なのか?といったように片づけに対する価値観が違うのが夫婦だからです。

わかりやすい収納がいいのか、見た目綺麗な収納がいいのか、好みがあるように、理想の状態もそれぞれ。我が家でも、❝ミニマリストの夫❞と❝わかりやすい収納をつくりたい私❞でいつもぶつかっています(笑)

どのあたりで妥協をするのか?ということを夫婦で話あって、夫婦のちょうどいい片づけを見つけ、それ以上はお互い求めないことが夫婦仲良く過ごすコツだと実感しています。

2つめが「片づけのルールを夫婦で共有する」。
先日、ご主人さまがご在宅の時にお伺いしたお片づけサポートでこんなやりとりがありました。「オレの保険証どこ?」「いつも保険証の場所決まってるよ」「それがどこかわからんから聞いてるんだけど」そばにいた私は、ちょっとドキドキしながら聞いていました。片づける場所を奥さんが知っていてご主人さまが知らない。逆に、ご主人さまが知っていて奥さんが知らない…こういう会話はよくある話ではないでしょうか?

「主人が重要書類を保管しているから、私どこにあるかわからないわ…」と聞くこともあります。でも、夫婦で片づける場所を共有していると、「あれどこにある?」「どこに片づけてるの?」「どこやった?」という会話は生まれませんよね。

そういう私も以前、自分の暮らしやすさばかり追求して、しょっちゅう、ちょこちょこモノの定位置を変えていたことがあります。おおらかな夫も、さすがに、しょちゅう場所が変わると困ったのでしょう。「モノの定位置を変えるのはかまわへんから、変えた時は教えてもらえる?」と言われたこと、今でも忘れられません(笑)

「片づけ」で夫婦仲が良くなる!という話を聞いたこともあります。相手に求めてばかりだと何も解決しません。ぜひ、良い意味で諦めて、片づけの仕組みは共有しながら一つ屋根の下で仲良く暮らしたいですね。

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