Change第10回片づけにおける親の役割で大事なこと

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こんにちは!皆さん、お変わりありませんか?我が家では、反抗期真っただ中、「くそババ―出て行けー!」と叫ぶようになった長男と、人生最大の成長期⁉どんどん太っていく次男に頭を抱える日々です(笑)

さて、中学生になった長男は学校のプリント整理が苦手です。小学生の頃は、なんとか管理できていたものの、中学生になり教科数が増えたため、常に机の周りにはプリント類が散乱…。プリントを入れるボックスを用意しているのですが、日ごろから必要なプリントと不必要なプリントの整理をしていないので、ボックスからあふれてきてしまい、とうとう床に散乱するようになってしまいました。

それでも本人はあまり困っていないようで、山積みになったプリント類から上手に探して必要なプリントを取り出し学校に行っています。ただ、プリントが机にも床にも散乱すると何が起こるかというと、「忘れ物」です。大事な教科書が散乱したプリントの下にあったり、提出しなければいけないプリントが、要らないプリントに交じっていたり…そして、とうとう先日、事件が起こりました。

長男が提出する大事なプリントの忘れ物をしてしまったのです。出すタイミングを失ったのか、1週間も提出できず、先生にも私にも黙ってカバンの中にグチャグチャにして隠して持っていました。

「ごめんなさい!」と次の日に提出できればよかったのですが、「みんなと違うタイミングで提出するのは恥ずかしい」という性格もあって提出できなかったようです。それでも、提出しなければならないことは本人が1番よく分かっているので、毎日、そのプリントを眺めては「どうしよう~」と思っていた。と提出期限の1週間後、私に話してくれました。

「何やってんの!日ごろから片づけてへんからやろ??」と怒鳴りそうになりましたが、私は長男に冷静に伝えました。「ちゃんとプリント整理できていたら忘れ物しなくてすんだんじゃないん?」「・・・・・」長男はずーっと無言でした(笑)。

中学生になると大人ヘの第一歩。モノの管理や時間の管理など身につけていく必要があります。プリント整理ぐらい自分でしてよね…私はそう思っていましたが、私の関わり方が違ったのです。

前置きがとても長くなりましたが、実は片づけにおける親の役割には3つあります。1番目が「片づく仕組みをつくる」、2番目が「親が正しい片づけを学ぶ」そして3番目が私がすっかり忘れていた「寄りそい続ける」です。

「片づけというのは元の位置に戻すんやよ。」「脱ぎっぱなしの洋服はちゃんと洗濯機に入れてね。」「ゲームは使い終わったらボックスに片づけてね。」一度子どもに伝えたらそれで終わり…ではなく、子どもが何歳であっても、子どもができるようになるまで「寄りそい続ける」ことが片づけではとても大切。いつも皆さんにお伝えしていることですが、私自身ができていなかったとは…。

小学生の頃から片づけの大切さは長男に伝えていたので、「中学生やし、もう一人でできるよね?」と思っていました。でも、そうではなく、中学生になってもまだまだ寄りそい続けることが大切なんだな…片づけが苦手な長男をみて、改めて実感したのです。

片づけは毎日のことなので、毎日毎日、何度も「脱ぎっぱなしの洋服はちゃんと洗濯機に入れてね。」「ゲームは使い終わったらボックスに片づけてね」と同じことを言い続けるのはこちらが疲れます。実際「何回言ったら分かるの?」「昨日も行ったよね!!!」と親子喧嘩が始まるのが目に見えるからです。でも、2回3回言われても響かないのが子ども…。

ある本に「子どもに10回言って改まったらラッキーと思おう!」と書かれてあったのを思い出しましたが、本人がプリント整理を言われなくても自分でできるようになり、身につくまではどこまでも寄りそい続けていきたいと思った出来事でした。

片づけにおける親の役割、皆さんは果たしていますか?

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