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旅立ちのナンバー

岸くんが所属していた事務所を辞めて数日が経った。
2022年11月4日23時から約11ヶ月。毎日のようにいろんな考えが巡って、結局今も何もまとまらない。

岸くんは、本当に不思議な人だなあと思う。
最初に岸くんを認識して、好きを自覚したとき、アイドルを好きになる自分に抵抗があって、どうにかこの気持ちを抑えられないものかと「岸優太 噂」で検索した私。
(詳細は→https://note.com/kc_yuuri_kp/n/n5323012f1671
でも何も出なくて、むしろいい噂しか見つからなくて、自分のこだわりを捨てて岸くんを好きになったあの日から約4年。
岸くんのいいところ、魅力は語りつくせないほどあるけど、同時に知れば知るほど「なんでこんなことされてみんな岸くんのこと好きなの?」って思ってしまうエピソードも結構ある。笑
既読スルー(未読スルーも多いはず)、ドタキャン、人の話を聞かない、ケチ、等々…
それでもみんな岸くんに連絡するし、ご飯に誘うし、奢ってくれるし、「しょうがないなあ」って優しく笑いながら「これが岸くんだから」って嬉しそうにしてる。
私は、岸くんの歌声が、踊る姿がきっかけで、岸くんを好きになったから、歌番組やコンサートの岸くんが特に大好きだった。ストイックで、職人みたいに背中で物を語る昭和の頑固おやじみたいな寡黙な岸くんが大好きだった。
でも、同じくらい、メンバーや共演者を笑顔にして自分もニコニコ笑って幸せな空間を作り出す岸くんの天性の明るさも大好きだった。
不思議な人だなと思うし、つかみどころがないし、本当に何を考えているのか最後まで全然分からなかったなと思う。なのに、私は、岸くんの周りの人と同じように、こんなにも振り回されているのにも関わらず、やっぱり岸くんのことが大好きだったなぁと思う。
どこにいても、誰といても、きっと人を笑顔にしてたくさんの愛を与えそして愛を受け取れる人だと思うから、これから先の岸くんの人生に対して心配とか不安はあんまりない。ときどきでいいから元気な顔を見たいし、できるならまたあの歌声を聴きたいと願ってしまうけれど。

週末にゆずのライブがあって、今の岸くんに贈りたい曲、歌ってほしいと思う曲を1曲だけ選ぶならどれかなと思ったとき、「好きだよ」とか「ありがとう」とか、本当にたくさんの想いがあるから選びきれないかなと思ってたんだけど、この曲の前奏のギターのストロークを聴いたとき、あ、これだなと思った。
たくさんの辛さや痛み、弱さ、諦め、孤独、それらすべて前を向く力に変えて、どこまでも続く青空を見上げながら気持ちよさそうに歌う岸くんの姿を勝手に想像しながら、何度も何度も歌おう。

岸くん、Von voyage!
これからの岸くんの旅に、ありとあらゆる幸せが降り注ぎますように。

旅立ちのナンバー(ゆず 岩沢厚治詞曲)

向こうに遥か ぼんやりと見える どこまでも続き すぐに見えなくなって
微笑み交わす言葉も無いまま 空も飛べると本気で信じた
突風の先を追いかけて 何度だって諦めた
君も僕も同じなんだよ
転がり続けて掴んだものに 不思議なくらい涙してる 
そして旅はまだ始まってゆく
小さな孤独を握り締めて 次吹く風 広がってく
全てはそこから走り出す為に

いつかあの事と笑えるだろう きっと今までが思い出だった様に
浮かんでは消えるあの日の影 追い越せないままここに居るんだ
一体どこまで歩けるかな 今は全てを委ねて
僕は行くだろう君の元へ
旅立ちの唄 日々の夕暮れ 重なっては繋がってく 
今立ちふさがる闇を抜けて
辛さや痛みや弱さの中で 見つけたその優しさを 
生きてゆく為の力に変えて

風吹く草原に君は立ち 見上げた空に唄おう

転がり続けて掴んだものに 不思議なくらい涙してる 
そして旅はまだ始まってゆく
小さな孤独を握りしめて 次吹く風 広がってく 
全てはそこから走り出す為に


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