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King & Princeのライブ配信がすごすぎた話

1.はじめに

 King & Princeが好きだ。全然ジャニーズに興味がなかったのに、2019年9月頃から急速にはまっていった。沼とはよく言ったものだと思う。全く抜け出せる気がしない。音源を手に入れ、過去の『ザ少年倶楽部(NHK BSにて放送、以下少クラ)』をはじめとするテレビ出演映像を漁り、コンサートのDVDを買い(しかもそのあとBlu-rayの画質の良さに感動しBlu-rayで同じものを買い直した)、雑誌をチェックし、バックナンバーを取り寄せ、また新たな情報がないかSNSや公式サイトを探索する。その情報を整理をしながらテレビでKing & Princeのパフォーマンスを見つつ晩酌をする時間が、今、何よりの至福だ。

 そんな私であるが、まだ本人たちと直接会ったことはない。なぜなら、私がファンクラブ(以下FC)に入った時にはすでにKing & Prince CONCERT TOUR 2019(以下2ndツアー)が終わっており、当然DREAM BOYS(以下ドリボ)も終わっており、JOHNNYS' IsLAND(以下ジャニアイ)の申し込みにも間に合わなかった。少クラの観覧に応募しようと思ったことはあったが「またいつか」と思っているうちにこの未曽有のコロナ禍である。こうして、2020年のツアーは絶対に絶対に行きたいと思っていたがその開演すら危ぶまれている今、いったいいつになったら私は彼らに会えるのだろうか、もはや実在しない存在なんじゃないかとやさぐれていたとき、『Johnny's World Happy LIVE with YOU』の開催が発表された。初めてのライブが画面越し、少し淋しさをおぼえたが、今はそんなことは言っていられない。すでに日常となっている「ライブのBlu-rayを見るような感覚」かもしれないが、それでも「彼らのパフォーマンスにお金を払って見に行く(サイトにアクセスする)」のが嬉しかった。

 ところが、ふたを開けてみたら、ライブの前の高揚感や胸の高鳴り、手の震えはもう普通のライブと大差なかった(別のアーティストのライブは何度も経験があるため)。そして、映像ではあるが、今回の彼らのパフォーマンスを見てこの胸に沸き上がったのは、「私はKing & Princeのライブに行ったのだ」という間違いようのない実感だった。なぜ映像なのに、画面越しなのに、私がここまで感じることができたのか。そう感じさせるための彼らと事務所の戦略や思考について考察しつつ、その謎について解き明かしてみたい。

2.前提条件

 2-1.King & Princeとは
 2018年5月23日に『シンデレラガール』でCDデビューした、ジャニーズ事務所所属の6人組男性アイドルグループのこと。元々Jr.時代(デビュー前)にMr.King vs Mr.Princeとして期間限定ユニットを組んでいた6人が、ユニット名を変えてデビューした。Jr.時代の正式表記は「Mr.KING」「Prince」であるが、デビュー後の今は、「KING(大文字)」、「Prince(大文字+小文字)」、という字面が個人的にしっくりくるのでこのように表記する。その他詳細については以下のサイト等をご参照のこと。
 https://www.universal-music.co.jp/king-and-prince/
 https://www.johnnys-net.jp/page?id=artistTop&artist=41
 https://ja.wikipedia.org/wiki/King_%26_Prince

 2-2.Johnny's World Happy LIVE with YOU(以下HLWY)とは
 ジャニーズ事務所によるこのコロナ禍を受けての社会貢献プロジェクト「Johnny's Smile Up! Project」の一環として行われるオンラインライブ企画。3月にも同様の企画を行っており、こちらは無料であったが、今回は有料。ただしその収益は「Johnny's Smile Up! Project」を通じて、医療従事者向けの支援活動に役立つようにする。1グループ30分強の持ち時間があり、King & Princeは1日目。同じく1日目にはV6と嵐が登場した。
 https://www.johnnys-net.jp/page?id=happylive

 なお、無料の企画(2020/3/30開催)についてはこちらからしばらく見ることができる。
 https://www.youtube.com/watch?v=vF0XjRL2-Qs

 2-3.私について
 1年前までジャニーズに興味もなかったKing & Princeファン。岸沼にはまって早10か月。底が見えない。

3.本文

 3-1.組み合わせの妙
 今回のHLWYの日程が発表されたとき、多くのKing & Princeファンは思ったことだろう。「なぜ嵐と一緒なのか」と。それはもちろん、国民的アイドルであり人気が桁違いの嵐と一緒の日になれば、多くの嵐ファンにも見てもらえる嬉しさであったり、人が集中しすぎてしまってサーバが耐えられるかという心配だったり、FCの人数で見ても偏りが多すぎるのではないかという単純な疑問であったり、様々な「なぜ」ではあったと思うが。そこで、FC会員数(公式で発表がないのでSNS等で見たおおよそ最新の会員No.を参考にした)、今回このHLWYに参加するメンバー数(例えばKing & Princeは岩橋玄樹が休養中で不参加のため5人とカウントする)等の観点から考えてみた。
 一覧表を作成してみたが(下世話なものなので表は掲載しないこととする)、やはりFC会員数で言うと1日目が飛びぬけて多い。それは嵐がどのグループよりも遥かに多い会員数を誇るため当然といえよう。逆に言うと、どこであれ嵐が入ったところが会員数最多になるので嵐については別で考えたほうが良いように思う。そこで、嵐を抜いたFC会員数で比較してみた。すると比較的どの日でも数が同じくらいになることが分かった。4日目は少ないのだが、ここは参加グループ同士の結びつきが強く、1日目に該当グループのコラボステージがあることが発表されたため、ファンへのサービスとして会員数だけでは測れないものがあったと推測できる。
 ではなぜ嵐を1日目に入れたのか。まず、私が1日目を見て思ったのが「ジャニーズってすごい」であった。簡単に言えば、感動したのである。同じような感想を持った人はSNSを見るに多かったようで、この日だけを見る予定だったが他の日も買ったという意見をしばしば見かける。そう言わせるだけのパフォーマンスだった。おそらく事務所側はこうなることに自信があったのではないか。だからトリではなくあえて最初の日に嵐を持ってきて大人数にこの日のパフォーマンスを見させたのだ。
 さらに、この日のサーバの負荷を確認できれば(この日を乗り切れば)後の日程は大丈夫だという確認もとれたはずだ。もちろん1日目でトラブルが起これば顰蹙ものであるが、アーカイブもあり、初日なので大目に見ようというファンもいると見込んだのかもしれない(これは深読みしすぎか)。 また、嵐が別の日になると、メンバー数に大きな偏りが出てしまう。やはり総合的に考えて、嵐は1日目とするのがベストだったと思う。
 そして結果的にこの組み合わせは、V6ファン、嵐ファンという、「長年メンバーの入れ替わりもなく安定した活動を続けてくれる仲が良いグループのファン」に、King & Princeのパフォーマンスを見せることに成功した。まだデビューして2年と若いKing & Princeであるが、Jr.の頃からメンバー同士の仲が良く、KINGとPrinceとしての絆もあり、現在休養中の岩橋を思わせる演出も相まって、きっとV6ファン、嵐ファンもこのグループの絆を感じることができただろう。そして、V6の円熟したパフォーマンス、嵐の万人に向けた安定感のあるパフォーマンスとはまた違う、ひたすらに歌って踊って汗をかいてファンに伝えようとするある意味泥臭いパフォーマンスを嫌いな日本人がいるだろうか(いやいない)。夏の高校球児に胸を打たれるように、小学生の組体操を拳握りしめて応援してしまうように、ひたむきに汗を流す若者に、人類は恐らく無条件に惹かれてしまうものだと思う(ジャニーズファンなら余計に)。ファンになるとまでいかなくても、King & Princeのことを好意的に見る目が増えたことは、彼らのこれからにとって大きな収穫だったといえる。

 3-2.キラキラ王子たちの圧巻且つ息遣いを感じるパフォーマンス
 3-1.でも少し触れたが、本章ではパフォーマンスについて述べたい。本当は毎分毎秒すべての瞬間について語りたいがさすがにキリがないのでやめておく。
 セットリストは以下のとおりである。

 1.シンデレラガール
 2.Memorial
 3.koi-wazurai
 MC
 4.Prince Princess(Prince)
 5.CHANBARA(KING)
 6.YOU,WANTED!
 7.Mazy Night
 8.Love Paradox
 9.King & Prince,Queen & Princess

 まずは、最も知名度の高いシンデレラガールで、ファンではない人もとりあえず見てみようかな、と思わせる。またファンにとっては待ってました!な1曲。何度聞いても聞き飽きない(本人たちも何度歌っても飽きないとの発言あり)名曲からのスタートは納得の一言である。続いてMemorial、koi-wazuraiとシングル曲を立て続けに歌う。MCで永瀬が発言したように、よく知っている曲を固めた。MCは相変わらず意味不明な発言のオンパレードでファンを喜ばせ、他のグループのファンを戸惑わせることに成功した。この後のゴリゴリのダンスナンバーとのギャップに驚いた方も多かったことだろう。

 続くPrince Princessの演出については、後述する。Princeとして初めてもらったオリジナル曲で、ジャニーさんが他のグループへと思っていたができた曲を聴いてこれはPrinceに歌わせたいと願った曲、作詞の一部にジャニーさんも関わり、本人たちもスタンドマイクを使用した独特な振り付けを何度も何度も練習したと言っていた思い入れのある曲。そして、ファンからの人気の高いこの曲で、「ザ・ジャニーズ感」も演出されたと思う。

 がらりとステージの表情を変えてKINGが登場する。Princeのピースフル、ハートフルなステージから一変、治安が悪くなる。King & Prince First Concert Tour 2018 (以下1stツアー)時にも着用していた黒と赤を基調とした、シンデレラガールの時とは180度印象を変える衣装を纏い披露したのはCHANBARAであった。これはジャニアイで披露された曲で、その舞台を見た人たちがSNS上で口々に「CHANBARAがすごかった」と言っていたまだ円盤化されていない幻の曲である。さらに、ドキュメンタリー番組Ride on time(未見の方はこちらからhttps://fod.fujitv.co.jp/s/genre/information/ser3370/3370110037/)で、その曲に苦戦する永瀬を追う場面があり、ジャニアイを見ていない岸担の私からしても非常に興味があった1曲であった。久しぶりに踊る曲なはずだが、そんなことを少しも感じさせないダンスに圧倒される。特に高橋のラップの技術と確かなダンス力が光っていると思う。そして、相変わらず独特の色気と魅力を放つ平野と、ダンス上級者の2人に負けじと腕を磨き、その努力を感じさせないようにパフォーマンスする永瀬。3人のこのパフォーマンスに、私は初見の際、息ができないほどの衝撃をおぼえた。

 そして岸、神宮司も同じ衣装に着替えて披露したのはYOU,WANTED!。神宮寺の、本当のライブかのような煽りに思わず見ているほうも声を上げてしまう。そして岸と永瀬のハイトーンボイスから始まり、ガシガシ歌って踊るKing & Prince。CHANBARAはKINGのみであったが、King & Princeとしてもキラキラ王子様系の曲だけではないと見せつけるに十分なパフォーマンス、最後のサビでメインステージからセンターステージへ花道を全員が駆け抜けるという、ファンにとってはツアーを思い出させる演出に胸が熱くなる。

 息をつく間もなく新曲のMazy Night。KINGにとってはCHANBARAからひたすら激しく踊り続けているだけに相当きつかったと推測される(永瀬も自身のラジオでCHANBARAを入れたことを後悔したと冗談交じりに話していた)が、そんな状態の中この曲のキモである一糸乱れぬパフォーマンスを披露してくれた。そして炎と煙の特効と背景のKing & Princeのロゴマークも相まって、もうこれがMazy NightのMVでも良いのではないかと思うほどの完成度であった。

 こうしてゴリゴリのダンスパートを終えた彼らが次に選んだのは、新曲Mazy NightのカップリングであるLove Paradoxであった。片思いに苦しむ男性の心理をポップでキュートに描いたこの曲を歌いながら、トロッコに乗り、そこにいるはずのファンに向けて手を振り笑顔を振りまく。先ほどのダンスパートを終えて一息ついた彼らの安堵したような柔らかい表情もこの曲にピッタリである。自分が歌っていないときに見切れる彼らの、息を整える様子や思わずしゃがみそうになる様子を窺うこともでき、その全力投球な姿、汗まみれな姿に思わず感動してしまう。岸が主導する間奏部分のファンサービス、いわゆるファンサコーナーに、彼らのアイドルとしてのプロの姿を再確認しこれからも応援し続けようという決意をさらに固めた

 そして最後は、彼らが最も大切にしている曲の1つであり、ファンにとっても思い入れの深い、King & Prince,Queen & Princess。しっとりしたラブバラードは、本人たちが「ティアラ(King & Princeファンの呼称)に向けた曲」と公言しており、1st・2ndツアー共に最後の曲に選曲している。それを今回のライブでも選んでくれた。これだけで、このライブが彼らにとっても本当のライブだと思っていたと感じることができ、参加した我々にとっても1つの本物のライブだったと思わせてくれた大きな理由となった。また、他のグループのファンも、ここまでメジャー曲、トンチキMC、メンバーとの絆、ゴリゴリダンス、ピースフルなファンサ曲と味わえば、もうKing & Princeのライブを受動的ではなく能動的に楽しんでいたことだろう。そこにこのメンバーからのラブソング(しかもこれだけ踊って走ってきたのにロングトーンを皆汗だく全力で歌いきる)。見ている全員にティアラをプレゼントするようなこの歌で、きっと彼らの魅力を多かれ少なかれ感じてくれたに違いない。

 それから、このライブは恐らくほとんどを生歌唱していたことも述べておきたい。全員歌唱力が高いため普段から生歌かリップシンクかわからないとよく言われている彼らの歌だが、途中で感じるブレスや時折感じる声の震え、音源とは明らかに違うフェイクやがなり等が、本当にそこにいるかのような臨場感となって伝わった。リップシンクもひとつの技術であり、それを否定することはしないが、今回のように物理的に離れている配信という形であるがゆえに、彼ら自身の存在を感じることができる生歌は、ライブ感を高める大きな要因となった。

 それから、衣装チェンジの仕方も本物のライブのようで良かった。配信だから一旦全員で捌けてから汗を拭いてヘアメイクを直して衣装を変えて登場することもできたはずなのにそれをしなかった。Princeが舞台上にいるときにKINGが、KINGのパフォーマンス中にPrinceが、短い時間で各々着替えて登場するその一連の流れが、本物のライブを思わせた。

 3-3.岩橋玄樹の不在
 先述した通り、現在メンバーの1人である岩橋玄樹は病気療養中のため活動していない。その期間は1年以上にも及び、まだデビューから2年間しか経っていない彼らの半分以上の時間となってしまっている。そしてこのことは、ファンの間でもしばしば口にされる。淋しい、早く戻ってほしい、今現在どんな状況なのか、彼が元気ならいい、本当に戻ってきてくれるのか、戻ってきてくれるはずだ、でも不安だ…。私はデビューしてからのファンで、岩橋が活動中の彼らのことをリアルタイムではよく知らない。過去の映像や雑誌の記事を見て彼を知ることしかできない。だから、早く6人になって完全体になったKing & Princeを早く見てみたいと常々思っている。しかし最近になって、歌番組や少クラで過去の映像が流れる際に、なぜか岩橋のいる映像が使われないということが続いた。一部のファンの間では岩橋退所説まで出ており、岩橋ファンにとっては本当に不安なことだったと思う(個人的にはたまたま岩橋が出ていない映像を使っただけだと思っている、そう思いたい)。

 そんな中行われた今回のライブ。事前の告知で「Princeコーナー」があると知らされたが、その時点でSNS上では「岩橋不在のPrinceコーナーはWゆうた(岸優太と神宮寺勇太のコンビ名)コーナーなのでは」「いわち(岩橋のこと)がいないのにPrinceって言葉を使ってほしくない」という意見が散見された。私も同じことを思ったひとりだ。しかも私はデビューしてからのファンであるため、恐らくJr.時代からのファンに比べたら Princeというグループに対して思い入れが薄いと思う。そんな私でも思ったことなので、これは下手をすると炎上案件となってしまうのではと少々不安を持っていた。しかし、である。寄りの画でスタンドマイクが用意されているとわかり、次はPrince Princessか、と思っていた矢先の、カメラが引きの画になったときの衝撃たるや。マイクスタンドが3本並んでいたのだ。向かって右から青、紫、そしてピンクのマークが入ったマイクが挿してある。ピンクはもちろん、岩橋のマイクだ。そして、岩橋抜きで歌が始まる。一見すると明らかに不格好だ。カメラは岸を中心に映しており、左のマイクスタンドには、誰もいない。そして真ん中に岸、右に神宮司。バランスを考えたら、岸と神宮寺の間を中心に据えて2人組のデュオのように映すべきだったはず。しかしそうはしなかった。いつもの、Prince Princessを歌唱するときの画で、そこにピンクのマイクで歌う岩橋の優しい笑顔が見えるようだった。

 「誰かがいない」ことをここまで声高に表現したパフォーマンスを私はこれまで見たことがない。2人なら、KINGがジャニアイで披露したCHANBARAをやったように、ドリボの曲でもよかったはずだ。でも彼らは、これを選んだ。「不在」を見せつける、3人のパフォーマンスを。岩橋のいないPrince Princessは、いつもより少し男臭かった。やっぱり岩橋がいてほしいと心から思わされた。そして、これを歌う岸と神宮寺の顔が本当に優しい表情で、少し切なくなった。きっとこのパフォーマンスは、ファンへというよりも、岩橋へのラブレターだったのだと思う。これを岩橋が見てくれていることを、心から願った。

 それ以外にも、今回着用した2着の衣装がともに岩橋の衣装もあるもの(5人体制になってからのものではない衣装)という点にも「岩橋とともに」という彼らの気持ちを感じた。また、客席にあったペンライトを模した灯りがKPQP歌唱中にピンクになったり、最後に映し出されたKing & Princeのロゴマークに岩橋の誕生花がピンクで描かれていたり、とにかく「King & Princeには岩橋玄樹がいるんだ」という彼ら自身の決意に似たものを感じることができた。

4.結びに

 今回のライブでKing & Princeは、今の彼らにできる最大限のパフォーマンスを全力で出し切ってくれたと思う。そして、この先まだまだ進化するであろうことも予感させた。そのパフォーマンスは、配信とは思えないリアルな息遣いを感じる生々しいものとなり、ファンに「本物のライブ感」を感じさせ、岩橋含めてこれからも走り続けていくという彼らの「決意、想い」を示すものにもなり、King & Princeファンにも、そうでない人にも、まさに「満腹感」を味わわせてくれた内容となった。

 同時に、彼らに直接会いたくもなった。私はまだ彼らと会ったことがないが、いつか直接会える機会があったら、全力でその空間を楽しみたい。メンバーと、スタッフと、それからたくさんのファンと作り上げたその空間にいつか参加するその日を夢見て、またアーカイブ配信を楽しみたいと思う。

 そしてここまで読んでくれた方がもしいれば、ぜひアーカイブ配信を見てほしいと思う。あと1日しかないが。それでも、V6も嵐も見ることができるこの映像を、だまされたと思ってぜひ買ってみてほしい。だまされたとしても、事務所は2,500円をきちんとチャリティに使ってくれるはず。この素晴らしいライブを多くの人と共有したい、ぜひよろしくお願いいたします。


5.あとがき

 なるべく自分の感情を入れないように、客観的に見て伝わるように…と思って書いたけど、ほんとに言いたいのは「King & Prince最高だよ…!」の一言に尽きる。でも感情的に書いたら、しょーくん相変わらず色気やばすぎ、永瀬ほんと頑張ったねぇえらいねぇ、海人いつの間にそんな大人になっちゃったのおばちゃんびっくりよ、ぐーじさんかわいいしかっこいいし髪の毛切って淋しいけど(長髪派)この髪型もかわいいからいいよ歌うますぎだよもう好き、岸くん…岸くん…き、きし…く………ってなってしまうから頑張りました。早く直接会いたいな。メンバーに、ファンのみんなに、会いたいです。

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