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解説、という名の言い訳

こんにちは、いつも読んでくれている人がいたらありがとうございます。

たまたまこれを読んでいる方、こちらは以下の小説(未完)の、解説という名の言い訳なので、お時間ありましたら本編もどうぞ↓

さて、この話を思いついたとき、主人公の慧人は高校生でした。

「どうせ愛なんて」と思っている子。ということから想像を膨らませたら、家族に捨てられたと思っている子が思い浮かびました。
でも救いのない話にしたくはないので、なぜ捨てられたと慧人が思っているかという部分の裏には、父や母、兄妹、祖父母の想いがきちんとあります(どこまで小説にできるかは私の腕次第)。

そんなことを考えていたら、恋愛ものじゃなくて家族もののお話になってしまいそうでした。ただ単に私が家族もの好きっていうこともあると思いますが。

でも、今回は恋愛小説を書きたかった。
なので、そういった背景を全部背負いこんだ大きな主人公の、ささやかな恋の話にしようと。そう考えて、慧人が恋する蛍が生まれました(まだほぼ出てないけど)。

最初は高校生の時のあれこれを描こうと思っていたのですが、書いているうちにこれは大人になった二人の話にしたいなと思いだしました。高校生というのは結構制約が多い(服装とか門限とか金銭的にとか)ので、私が書きたい小説だとなかなかに不便なのです。

あと、高校生としての話に、私が納得のいく終わり方を考えられなかった。で、二人が大人になったらどんな風なんだろう、ずっと一緒にいるんだろうか、とかいろいろと考えていたら、今の形の原型が生まれてきました。

そうしてスタートしたのが、この『今君に伝えたいこと』です。

過去の話がちょいちょい出ますし、なんなら過去パートの方が長いんですが(今のところ)それはこういう理由からでした。しかもまだ書いている途中なので、構成とかはかなりぐちゃぐちゃです。今だって、蛍のこと思い出したって言ってるのに慧人自身の過去について語っちゃってるし。なので、全部終わったら構成をがらりと変えるかもしれません。

ただ、とにかく書いて、書き終わるまで頑張りたい。そのためにこのように人に見せる形で自分にプレッシャーを与えています。そうでもしないと頑張れない意思弱弱人間なので。

タイトルも、今考えればそのまんまじゃなくて何かつければよかったかも、と思っています。当初はそこまで考えていなかったので…。これもまた、すべて終わったら考えるかもです。

また、書き始めた時はまだ曲が1番しか公開されていなかったのですが、先週ようやくフルで聴くことができまして。やっぱり名曲でした。泣いた。

ただ、小説としての『今君に伝えたいこと』と、曲としての『今君に伝えたいこと』は、もはや別物となっております。ただただインスピレーションを受けただけ、って感じに今はなっています。
でも、曲についても細かく語りたいなぁ。本当に良い曲なので。

あと、全部終わっても書ききれない設定とかが残っていたら、その辺も全部まとめて書きたいな。

小説をここまでしっかり書くのは初めてだけど、ぴったりの表現を思いついたり、適当に書いた言葉が想像以上にしっくりきたり、楽しいです、とても。
適度にプレッシャーを掛けつつ、ちゃんと最後まで頑張ります。頑張ろ。うん。

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