見出し画像

これは未来の異世界転生もの!?『Bright Memory(早期アクセス版)』レビュー

※ 本レビューは早期アクセス版の2019年11月21日アップデートバーションでのレビューとなります。今後のアップデートや正式リリースで内容が変わる可能性があります。

ど~も、けぃし~です♪

Steamにて早期アクセス中のBright Memoryについて実際にプレイした感想をお話ししたいと思います。

画像1

【ゲーム情報】

本作は中国の開発者の方が一人で開発した近未来の世界が舞台のスタイリッシュFPSです。
謎の軍事勢力がSROの研究所を襲撃、SROの女性隊員である主人公の「シア」は軍事勢力と戦闘中に謝って転送装置を作動させてしまい、敵軍もろとも転送されてしまう。
転送された先は研究所のメカメカしさとは打って変わって、凶暴な生物が生息するファンタジーな世界。
シアはそこで軍事勢力や生物との戦闘、パズルの解除、仲間の捜索などをしながら軍事勢力の目的を探る。
また早期アクセス開始当初は英語、中国語字幕と中国語音声のみで日本語未対応でしたが、2019年11月21日のアップデートで日本語字幕と日本語、英語音声にも対応し、さらにコントローラー操作にも対応しました。

プラットフォーム:Steam
発売日:2019年1月12日【早期アクセス開始】
価格:720円
ジャンル:FPS
日本語対応

画像2

【良かった点】

・一人で開発したとは思えないほど綺麗なグラフィックと洗練されたシステムで移動や戦闘が楽しい。
・日本語字幕も機械翻訳ではなくきっちりしたものになっており、音声も有名声優さんが起用されていて雰囲気が盛り上がる。
・コントローラー対応になったことでキーボード、マウスでの操作が苦手な人でもプレイしやすくなり、感度設定や視野角設定などにも対応している。
・早期アクセスということもあり1時間弱でクリアとなるが、イベントが次々発生したり、戦闘だけではなくパズル要素があったりもして飽きさせない作りになっている。
・価格も720円と言う安さ(セール時には500円以下になることも)で、正式リリース時にもそのままプレイ可能なのでお得感がハンパない。

画像3

【残念な点】

・途中のムービーで自らオブジェクトを破壊した反動や、敵が投げた手榴弾の爆発で一時的に気絶する場面があるが、その後何事もなかったように戦闘が始まるが、光学迷彩で姿を消していたからということなのかもしれないがストーリーの繋がりに若干違和感がある。
・狭い通路で戦闘する場面が何度かあるが、そこでもザコ敵がワラワラ出現しそこそこ固いので逃げ場を失いハメ殺しにされることがよくある。(自分が下手なだけかもしれないが…)
・コントローラーでの操作時にメニュー選択などが十字キーで選択できず、左スティックでマウスポインターを動かして選択する形式のため、若干そう操作しづらい。
・視野角を広げるとゲーム内でのスキル設定などのインターフェースの表示まで小さくなってしまい、コントローラーでマウスポインターを合わせるのがさらに難しくなってしまう。
・自分のPC環境の問題かもしれないが、視野角変更をした後に再度視野角を変更しようとしても設定が反映されなくなることが何度かあった。

画像5

【総評】

残念な点を多く書いてしまいましたが、そのほとんどが今後のアップデートで改善される可能性があり、コストパフォーマンスも高く、3D酔いしやすいなどFPSに抵抗がある人じゃなければ文句なくオススメできる作品です。
また冒頭に一人で開発したと記載しましたが、この早期アクセス版の売れ行きが好調だったこともあり、現在はチームを組んで開発を進めているそうで、正式リリース版は『Bright Memory: Infinite』とタイトルを改めてコンソール版での発売も予定されているとのことです。
『Bright Memory: Infinite』のトレーラーも公開されており、映像では飛んでいる飛行機の上で戦ったり、鎧武者が登場したりとさらに期待が高まります。

【最後に】

このゲームのプレイ動画を公開しておりますので参考にしていただければと思います。


PCゲームの繁栄を応援していただける方、サポート(投げ銭)していただけるととても励みになります。 より良い記事をお届けできるよう精進して参ります!