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第5集「意味が分かると怖い話」

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2020〜2022年に投稿した意味怖を載せるマガジンです。
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#超短編小説

第150話 「一日一善ノート」(解説)

本編 解説 小学校の先生が語り手のお話ね。 彼女のクラスでは、『一日一善』を児童の目標に…

小林丸々
1年前
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第150話 「一日一善ノート」

昼休みの職員室。 今日も私の机には、児童たちから集めたノートが積み上がっていた。 どのノ…

小林丸々
1年前
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第145話 「入れ替わりトリック」(解説)

女性が語り手のお話ね。 彼女は旧友の香澄さんとレストランでお食事しているわ。

小林丸々
2年前
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第143話 「過保護」(解説)

家族が会話をしています。 これから出かけようとしているアスカちゃんのことを、母親のマキさ…

小林丸々
2年前
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第143話 「過保護」

「アスカ、今日はどこに行くの?」 「となり町の鈴木さんのとこ」 「気をつけて行きなさいね…

小林丸々
2年前
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第141話 「驚きのラスト」(解説)

男性が語り手のお話です。 彼が話しているのは、『最近読んだ中で、一番驚かされたミステリー…

小林丸々
2年前
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第141話 「驚きのラスト」

最近読んだ本の中で、一番驚かされたミステリーですか? そうですな。 群を抜いて、『銀朱城の朝に』になるでしょうね。 なにせ、あの作品は一度読んだあとに、また頭から読み返してしまいましたから。 作者は、小田詩織という若い女性で、名探偵が出てくる推理小説です。 発表されたばかりの新しい作品というわけではないんですが、先月、文庫版が出たようで書店に平積みされていたんです。 私はそれを馴染みの書店で見つけた、というわけですよ。 血のように鮮やかな赤い帯が巻かれていて、それに目が

第140話 「壊れたカメラ」(解説)

女性が語り手のお話です。 舞台はファミレス。 彼女は会社の新人の藤吉さんと昼食を摂ってい…

小林丸々
2年前
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第139話 「この世の摂理」(解説)

何やら夫婦が会話をしています。

小林丸々
2年前
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第137話 「観光地」(解説)

青年が語り手のお話です。 彼が暮らすA市は財政難を打開するために、人を呼べる観光スポット…

小林丸々
2年前
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第137話 「観光地」

僕の住むA市は観光地だ。 他県や東京からも多くの人が訪れる、誇りを持つことができる地元だ…

小林丸々
2年前
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第136話 「にわかには信じられない話」(解説)

由紀子さんという女性が語り手のお話です。

小林丸々
3年前
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第136話 「にわかには信じられない話」

「僕はモモノスケです」 携帯電話の受話口から聞こえた言葉に、私は眉をひそめました。

小林丸々
3年前
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第135話 「予知の通り」(解説)

ある国の王様が語り手のお話です。 彼の息子――つまりは、王子さまの誕生を祝したパレードの3日前、預言者の老婆が彼に伝えました。