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「変わるか旭川市政」記事の補足(1)

道新から依頼を頂きまして,「今津市政1年の評価」というインタビュー記事を掲載して頂きました(2022/9/30).

<変わるか旭川市政 今津市長1年>評価や課題は 2氏に聞く(どうしん電子版)

インタビューはけっこう時間をとって頂いたのでいろいろ話をしたのですが,紙幅が限られていることや,短い言葉で適切に伝えることが出来なかったようで,掲載後に記事を読まれた方から質問もいくつか受けました.

自分で読んでも端折られすぎていて,うまく伝わっているか少し疑問に見えるところもああります.おそらく,道新としては「これが課題だ」という話が欲しく,こちらとしては「こういう視点でみる必要がある」というのを言いたかったので,記事としてはなんとなくズレてる感が出てしまったのかと.

ニーズはあまりないでしょうが自分用の記録としても話の内容は残しておこうかと思います.とりあえず,今回は全体の概略です.


インタビューで話したこと

全体としてはこんなニュアンスで話しています.

  1. 1年目は人事・予算面で制約が多くこれからが本番

  2. 市長の交代自体は全体としてはよいこと

  3. 政策・予算編成に表れる自民党っぽさ

  4. 投票率の低さ・市民の代表・業界利益の関係を注意をしてみる必要がある

個人的には,今回党派を含めて市長が交代したことのメリットはそれなりにあると考えていて,そのあたりもお話しはしたんですが掲載記事は全体として批判的な論調になっています.統一協会・いじめ関連は,時間切れで雑談程度しか話していないので今回は触れられず.

評価点としてふれた内容

  • 行動力

  • 行政からの情報発信の増加

  • 市長の交代にともない市役所内などの仕事の見直し

課題として触れた主な点は5つ

  • 旭川市の選挙全般の低投票率の問題(同規模の自治体にも比べて低い)

  • 旭川市のジェンダー格差の深刻さの認識について(生活保護・若年妊娠・進学内容)

  • 「男女共同参画」と「女性活躍推進」について(異なる概念の統合と起業中心への疑問)

  • 予算編成にハコ物が目立つこと(箱物には中長期的な展望が必要)

  • 議会対応の混乱(市長・議会お互い様の面がある)

意見を求められた内容

  • 旭川大学の新学部のキャンパス立地について

  • 電動キックボードの導入をどう評価するか

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