![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/117730839/rectangle_large_type_2_c42bb610cc98ed68eb913343319b705b.jpeg?width=800)
やっちゃえ初心者のろくろ講習(2)
午後からは初心者講習の続きなの。
午前中に何枚か皿を挽いといて
それから皿の裏の高台削りに入るんだけど
高台削りのキモは皿を固定できるかなんだよね。
ノーマルサイズではろくろの中心に皿を乗せ
皿の周りに何カ所か粘土を置いときゃ終わり!
サイズが大きいから中心が多少ずれたって
そんなこと気にするこったぁないんだよ。
ところがミニチュアは1mmズレりゃ命取り。
もし皿置き台を作るだけで削れるとなりゃ
こんな簡単なことないでしょ。
この台に皿と同じ大きさの窪みを作り
皿を入れれば簡単に固定できるって寸法なのよ。
![](https://assets.st-note.com/img/1696153849360-2R32FolS5i.jpg?width=800)
窪み使りならアルミカンナにお任せだね。
ろくろ回して皿の大きさに合わせ凹みを作り
面倒だけど底は平らにしとくれよ。
![](https://assets.st-note.com/img/1696153949761-jqvXwoGNzs.jpg?width=800)
細かな削り屑が残ると、ちと面倒になるぞ。
そんな訳でアルミカンナと指でチリトリ作って
きれいになったらザッツオールてな訳。
![](https://assets.st-note.com/img/1696154037899-VAVlr4HGWi.jpg?width=800)
そこにすぐに皿を入れるのは愚の骨頂。
作業が終わってもすぐに皿を取り出せないじゃん。
最初にラップを敷いとけば楽に取り出せるし
皿だって粘土の台に付かないちゅうの。
ただラップの厚みが加わるからね。
その分0.1mmは大きめに削らなきゃ。
それが終わりゃ、お待ちかねの高台削りよ。
体験したお嬢さんに気づいたことをまとめて
書いてもらたんだけどさ、気を遣ってるよね。
良いことしか書いてないんだもの。
・土の硬さ
作るものによって土の硬さの微妙な違いがあり
重要だと感じました。
お皿自体はこのくらいの硬さ、高台を作る時の
台になる土の硬さは少し硬め、など。
・アルミかんなの使い方
特にアルミかんなで出る削りカスをかんなと指を
使ってちりとりにして回収すること。
削りカスは湿ってることもあって、
作品に付いたり筆で払うのも大変だったので
これを知ったことで作業が段違いに捗りました。
これからミニチュアろくろで作品を作る人に
少しでも役に立つ情報になりゃ、御の字だよ。
💛 🇺🇦 💙
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?