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我慢比べ

今年の大雪の話です。
JRの運休だけではなく新千歳空港発の航空機も飛べず
先日のように空港がホテル代わりになってしまいました。
今年のJRの運休はいつもの倍以上のような気もしますが
いつもは開通するはずの高速道路も使えなくなりました。

ところが例年の積雪量が100cmを越える旭川ですが、
今年は半分?と思ったらなんと8割なのだそうです。
その少なかった分が札幌周辺に降ったかのかも知れません。

当然ですが雪が少ないので自宅の屋根雪は40cmほどです。
いつもは数回の雪庇落としはたったの2度だけです。
とは言うものの1階の引違い戸が動かなくなりました。
少しきつくなる場所が部分的にあるだけなのですが、
動かなくなると雪下ろしをする目安にしていました。

もう3月。天気予報を見ても降雪量は分かりません。
大雪が降らない限り雪下ろしの必要はないわけです。
でも大雪が降ると雪下ろしの業者に依頼が殺到します。
今の内に降ろす?でも降ろさなければお金もかかりません。
降ろさないでどこまで我慢できるのか‥‥‥

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茶花作りは今まで体験したことのないことばかりで
思わないことが起こるので楽しくて仕方ありません。

例えば、木の幹を一つ作るにしても使う材料によって
作りにくかったり、仕上がりにがっかりしたりします。
逆に使った材料が思った以上に作りやすくて
表現の幅が広がったりすることさえあります。

そうやって茶花づくりが進むにつれ困ったことも出現!
当たり前のことなのですが茶花と花入は一体なのです。
合わない組み合わせだと花も死んでしまいます。


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今回挽いてみたいのは室町時代の金属製の花入です。
でも一つ問題があります。
金属であればとても薄く作ることができるのですが
陶磁器ではそうはいかないのです。


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そのような難しさはあるのですがトライあるのみです。
モデルの花入の端正な姿に近づけようと努力したものの
薄く首を作ること自体難しいのです。
胴体の張りを作るのも思った以上に難しかったです。


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百個も挽けば偶然1個はできるかもという結果でした。
ここからは我慢比べかもしれませんね。

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