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C国製のミニロクロは使えるか

前回の記事の続きとなります。

骨折のリハビリのためにも肘から先を
動かしたほうがいいと医師から言われ
ろくろを 再開することにしました。

ミニチュアをろくろで挽くときには、
両肘を台に乗せて固定するので、
骨折部分の負担がほとんどありません。
と言うことでC国製のミニロクロが
使えるのかどうか実証することにしました。



1番の問題はターンテーブルのブレです。
確認するためにミニチュア生け花の花器を
まず挽いてみることにしました。


回転を少なめで延べ上げ延べ下げをすると
止まりそうになってしまいます。
それで、回転数を中位にしてみると
なんとか延べ上げ延べ下げができました。



花器の成型に入ると揺れが気になります。
だましだまし挽いたのですが予定した形に
成形することができませんでした。



続いてそれよりも小さな鶴首を挽きました。
粘土の量が少ないとブレも小さくなるのか
ある程度の細長い鶴首の花器ができました。



粘土の量が少なければ、ブレも少なくて
ヘラを使って形の形を整えることもできます。

さらに高速の回転をさせるとどうなるのか
試すことしました。
すると、困ったことにドベが飛び散り
ドベ受けが必要になってしまいました。

まとめてみると
1 回転を遅くすると止まってしまう
2 粘土の量が多いとブレが大きくなる
3 適正な回転数は中程度
4 回転が速くなると周りに粘土が飛び散る

以上、粘土の量と回転数を調整することで
ろくろ経験者には使えることがわかりました。
でも、このようなブレのあるミニろくろは
特に初心者はやめたほうがいいでしょう。

購入の目安はブレのないことは当然ですが
回転数が3000RPMと書いてあるものを
選んだ方が間違いがないと思います。
ネットで売られているミニろくろは
この条件には当てはまりにくいようです。

暇な時間とろくろに興味のある方は、
こちらの動画をご覧ください。

   💛    🇺🇦    💙

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