クリーナー
除雪の問題解決はどこの雪国でも大きな課題ですが
地元では雪捨て場が遠くにあり経済的にも時間的にも
解決策を探していました。苦肉の策として
市の中心部のそばにある河川敷にある子ども達が
野球やサッカーに使う場所を当てることにしました。
4月、重機の高さの2倍以上ある雪山の上で作業が始まり
次第に雪を広げ、中旬には横から崩し出しました。
5月になると直径1mもあるような雪の塊を壊し
さらに拡げながら溶かしていきました。
5月中旬になると拡げられた雪の塊も小さくなり、
中央の直径1mの大きな塊も数少なっていきました。
3枚の画像の色の変化を見て何を感じるでしょうか。
私が感じるのは、実は雪って汚かったということです。
空気中のチリやホコリ、煤煙を核にして雪の結晶ができ
それが降ってくることを知ったのは高校生の時でした。
火山の噴煙やお隣の国の煤煙が積もったこの堆積場を
この後どうやってきれいにするのでしょうか。
8月は京王百貨店で『ドールハウス展』があります。
ここでいつも使うプラスチックの棚が気になりました。
この棚、スライドして倍の大きさになります。
さらに裏側の空間に物を収納できるので便利でした。
ところが10年も使っていると疲れが見えだしました。
プラスチックなので大小の細かな傷で汚く見えるので
何とかしようとプラスチックの修理剤を探しました。
見つけたのはホンダのプラスチッククリーナー。
試しに真ん中の段の傷が消せるのか試してみました。
上下の段と比較してみるとかなり黒さが回復しました。
でも大きな擦り傷となると消えてくれません。
それならばと、大きな擦り傷をある程度落とすために
1000番と2000番のヤスリをある程度かけた後で
このクリーナーを使ってみるとどうなるのでしょうか。
右は2000番、中央が1000番、左がクリーナーのみ。
天井の蛍光灯を反射させてみると結果は明らかです。
クリーナーだけの方が圧倒的にきれいでした。
ここまできれいにとは言いませんが、あの堆積場にも
使える魔法のようなクリーナはないものでしょうか。