残しておきたい
10年続けたミクシイからnoteに移住した動機は
ミニチュア陶器のロクロの技術や釉薬の扱いなどを
できる限り次の人に伝えようと思い出したからです。
ミクシイでは1日のビジターは2名!
これではほとんど役に立たないと思いました。
noteに移ってからは1日平均70人程になったことで
下手な鉄砲のようにやっとなったと感じています。
今回のドールハウス展が体験教室形式ではなく
ただのデモの場であれば、無料体験も可能でした。
ミニチュア陶芸を自分の力だけで覚えようとすると
とんでもなく時間がかかるのは目に見えています。
そうすると興味を持っても挫折してしまいます。
この技術を残そうと思ったらnoteなどのSNSに
公開することしかないのではないでしょうか。
谷川俊太郎さんの『すきノート』を使っています。
ページごとにテーマが設定されているので
そのヒントに沿って書き込む形式になっています。
とはいえ、なかなかページが埋まらないのですが、
そこにどうしても入れたくなった記事がありました。
Kojuroさんの「闇市」というエッセーです。
母方の祖母の凛とした生き方を綴っているエッセーで
「何も隠さず、何も恐れず。淡々と、正直に、生きよ」
という信条が伝わってくる内容が語られています。
詳しくはKojuroさんの息遣いが伝わってくる
本文をぜひ読んでみてほしいと思います。
それを『すきノート』に手書きで書き込もうか
プリントにするか迷った上でイージーにしました。
ところが、本のサイズと、紙の厚さを考えると
単純にプリントすればいいわけではありません。
本の幅に合わせてテストプリントをしてから
毎年ミニチュアの干支凧を作るために置いてある
薄口のタイプライター用紙を使ってみました。
これで『好きなもの』をまた1つ残すことができました。
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