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ちがいはなあに?

最近ハマってしまった酒のつまみがあります。
ほとんどの人は食べたことがないかもしれません。
以前なら捨てられていたはずの鮭の皮を使用。

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この鮭皮チップは北海道の数カ所で作られ始めましたが
油でフライしたものが多く、味もまあまあでした。
今回見つけたのがフリーズドライでなんと美味しい!
油抜きも嬉しいですが、何回か食べることができるので
結構安上がりの珍味だとも言えます。
同じ鮭皮でこれだけ違うとは思ってもいなかったので
鮭皮チップ評論家を目指してみたいと思います。😄

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今回もまたまた実験で、その準備報告です。
テーマは『貝釉』
貝釉といえば貝殻を砕いて釉薬を作る方法がありますが
私の場合は貝を素焼きと一緒に入れて焼く方法です。
白っぽい粘土だときれいな緋色が出るはずなのです。

以前、素焼きに塩水を染み込ませ貝に近い物を自作し
焼いてみたのですが、全く緋色が出ず失敗しました。
塩分濃度が問題なのかと思っただけで終わりました。

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焼く前に焼成の準備をしました。
まずノーマルサイズ用に作った『さや』を半分にして
ミニチュアを2段に分けて焼けるようにしました。

さやは他の焼き物に影響を与えないための囲いです。
特に電熱線に塩分は悪影響を与えるので必需品です。

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このさやは童仙房という焼き締まらない土で作ったので
磁器のさやとは違い、切断するのは割合簡単でした。


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そこに2種類の釉薬を重ね掛けした作品を入れます。
ただ緋色を出すために一部は素焼きのままにします。
さやに貝とサンプルを入れて焼くのですが、
今回は貝釉の実験なので、2種類の貝を用意しました。


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使うのは牡蠣とシジミをそれぞれ95gづつです。
牡蠣は海水域で、シジミは汽水域に生息するので
どのような違いが出るのでしょうか。
予測は『シジミは薄い緋色になるのではないか』です。
気が向けば別の貝でも実験してみたいと思っています。

    🦪      🦪      🦪

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