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捨てる気にならないのはなぜ?
子どもの時は安物の模型飛行機に夢中となり
懐に余裕ができてからラジコンヘリに興味を持ち
飛ばせもしないのに3機も持っていました。
そんな空に対する軽い憧れのようなものの内
一番長く続いたのが凧です。
最初は江戸角凧に憧れ、先達に絵付けを習ったり
竹骨を作るために真竹を購入して練習しました。
さらに地元の凧を創作しようと仲間と取り組み
その凧の高さ8mサイズまで作ってしまいました。
その後、スポーツカイトに目覚めたのですが
かなり高価だったことから自作できないかと思い
布やカーボンロッドなどの材料を集め始めました。
それを使って作ったのが組み立て式の旭川凧。
1m角程の花札の図柄12ヶ月分を作ったのですが
現在残っているのはカバー画像の菊だけ。
珍しさもあってか凧の仲間が欲しがった結果です。
もう凧作りは終わったと思っているのですが
なぜか材料を捨てる気になりません。
多分、貧乏性なのでしょうね。
![](https://assets.st-note.com/img/1691713964726-auYH9Fg979.jpg)
窯出しの時にがっかりすることがあります。
狙っていた色が出なかったことよりも
釉薬が流れ作品が棚板についてしまった時です。
![](https://assets.st-note.com/img/1691713998676-WyYKTaVhiH.jpg?width=1200)
棚板には溶着防止用のアルミナを塗ってあるので
作品をはがすのはわりと簡単にできます。
作品をはがした後で残っている釉薬を取り除き
再度アルミナを塗れば棚板の修復は完了します。
![](https://assets.st-note.com/img/1691714027242-ZztkpiK4qd.jpg?width=1200)
問題はここからです。
作品の裏に残った釉薬は驚くほど硬いものです。
手ヤスリで削ると何時間かかるか分かりません。
さらに悪いことに作品の外にはみ出しているため
作品を傷つけずヤスリがけしなければなりません。
![](https://assets.st-note.com/img/1691714050934-ZrAclOvijb.jpg?width=1200)
時間の短縮のためにはディスクグラインダーを
使って削ることになります。
これを使うと細かな粉末が空気中に漂います。
それに対処するために掃除機を使っています。
これで裏に着いた釉薬を剥がすことはできますが
残念ながらほとんど売り物にはなりません。
でも捨てる気にならないのはなぜでしょうか。
これも貧乏性?
💛 🇺🇦 💙
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