ありがとうを形に変えて
3ヶ月ほど前、カミさんから「昼食できた」と
工房にインターホンがあったんだよね。
いつものように食卓に向かうと
「ありがとうもないの。」ときたもんだ。
自分では時々言っているつもりなんだけど
カミさんにするとどうも聞いてないらしい。
それから事あるごとにありがとうを言うようにし
今では自然に口から出るようになった。
ということはあまり言ってなかったんだね。
いつも感謝してますって思ったところで
口に出さなきゃ伝わらないってことなんだけど
この気持ちを次には形に変えなきゃねぇ。
京王デパートのろくろ体験が終わって1ヶ月半。
体験者にその作品を早く渡したいこともあって
できるだけ早く窯炊きをしたかったんだけど
なかなか作品がたまらなくてさ。
窯がいつ一杯になるのかやきもきしてたんだよね。
それで地元で開催される陶芸市に出品するための
大きめの花器を窯に入れると早く一杯になるかと
たくさん作ってみることにしたんだけどね。
かなり前に買った、粘土3種類セットの中に
ミニチュアを作るには粒子が粗すぎて
使いにくい赤土があったんだよね。
それでさ、この際全部使っちゃえということで
ガンガン使っうことにしたんだ。
ところがこの土、大きめのものだから大丈夫と
ちょっとナメて作っちゃったから大変。
ろくろで挽くとガンガン指に当たる!
こんな粗さで何個も挽くと指紋が消えちゃうよ。
窯を一杯にするには我慢するしきゃないでしょ。
覚悟してろくろを回しましたよ。
そうするとこれまでミニチュアに慣れ過ぎて
大きな物が挽けないというハンディが消えて
大きく挽けるようになったからあら不思議!
ミニチュア陶器も一生懸命作ったこともあって
思ったより早く数多くできたんだよね。
数年ぶりに窯の天井に着きそうになったから
早く焼きたくなるってものでしょ。
これで体験者さんに早く送れそうです。
こっちもありがとうを形に変えるので
待っててねぇ〜。
💛 🇺🇦 💙
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