見出し画像

暴れる

時々、LINEに3歳と5歳になる孫の動画が届きます。
長男はどちらかといえばおっとり型でしたが
次男は2歳になると兄の真似をしたくて走り回るので
見ていてハラハラするシーンがよくありました。

これは暴れん坊かもと思っていたらやはりそうでした。
走れるようになるとすぐにキックバイクに跨るなど
遊具の使い方を見てもおとなしめの兄とは違います。
G Gとしては元気がいいと考えてハラハラしながらも
遠くから見守るしかありませんが。

画像4


ミニチュアショーなどの華やかなイベントでは
地味ばかりの絵皿では全く目立つことなく終了!
などということも起きるかもしれません。

そのような事態にならないようにと少しばかり
気張って藍色の皿たちに化粧を施してみました。
メリハリがつくように金彩も静かに入れました。


画像2

元は染付のまん幕に赤い椿と梅のデザインなのですが
この2種類が同時に開花するのか疑問があり
調べてみると全く問題がないことがわかりました。
するとこれは「梅の花見」のデザインなのでしょうか。
椿と梅の強い赤とまん幕の強い青が暴れるので
バランスが取りにくいデザインでした。


画像3

扇のデザインは元々波と無地だったのですが、
さすがに無地では寂しかろうと桜を散らしました。
黒のベタ塗りは強く出過ぎるので面積を少なくし
金彩の線を入れて何とか抑え切りました。


画像4

今回一番手こずったのがこの皿です。
というのも中心の太い帯に派手な青を使ったので
それが目立ち過ぎ、抑えきれなかったからです。
周りの図柄を強調するとともに金彩もかなり入れ
なんとか分離しないところまで持っていけましたが
もう少し青を抑えたほうが良かったかもしれません。

暴れる図柄には悩まされ、乱暴な孫も心配ですが
無難に終わらせるよりは次につながるかもしれません。

   🌺    🌺    🌺

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?