やり直しが効くのはいいことだ

焼き物は焼きあがるとほとんどやり直しがきかない
という欠点があるので、作者が気に入らないと
放り投げて割ってしまうという伝説があります。笑

一度焼いてしまうと元には戻らずゴミになるだけ。
焼き直してみたりもしてみましたが、
ほとんどは恥の上塗りになるだけでした。
やり直しができたらと何度思ったことでしょうか。

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ステンドランプも作り方も整理されてきました。
まず使う道具を右から、細工カッター、金属ヘラ、
ピンセット、歯科用の金冠ハサミを使っています。
細工カッターは握りやすいようにイチイの木の
ホルダー組み込まれているので疲れません。
金属のヘラはコパシートを貼りこむ時に使います。

今回のステンド風の笠の作り方のポイントは
これまで中心にしわ寄せされていたコパシートの
つなぎ目がどこなのか分からないようにすることで
そのため直線のない植物柄を選ぶことにしました。

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コパシートの形も円錐の展開図から扇型の展開図に
変更して笠の頂点部分での重なりを減らしました。
重なった部分は金冠ハサミでカットしながら慎重に
張り込んで行った結果は画像の通りです。

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次は今までの手順通りプリントインクと液体粘土
すける君を使って図柄を埋めていきました。

画像4

点灯してみると迫力を感じることができません。
ランプのヘビーユーザーに助言を求めたところ、
「このままだと女子力強めかな。」ということで、
白い部分に着色することになりました。
結果はどうも重過ぎるように見えてきました。

この着色剤は固化するときれいに剥がせるので
何度でもやり直しが効くのがうれしいところです。
ということで気が向いた時にやり直します。笑


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