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筋⭐️肉⭐️痛

11月の日曜日、工房にお客様が来ました。
東京のゆびろくろの教室に通う女性たちです。
以前に聞いたのは電動ろくろの入り口である
延べ上げ延べ下げがうまくいかないとのこと。

それなら実際にゆびろくろを持参してもらい
それを使って覚えた方が早いと思いました。
前日に旭川に到着してホテルで1泊して
工房に見えられたのが朝の9時でした。

旅行割を使ったからと言っても費用対効果を
考えたら遊んでいる暇はありません。
そこから17時までは手抜き無しのしごきです。
とはいえ昼食は旭川のラーメンは外せません。
でも本当のお楽しみはろくろの技術向上で
ラーメンはあくまでも添え物です。😄



今回もしできれば何を作りたいのか聞きました。
「できれば鶴首のようなものを作りたい。」
鶴首となると結構ハードルが高い課題ですが
基本が怪しいんですけど大丈夫なのでしょうか。



基礎となる延べ上げ延下げの練習

何はさておいてもまずは基礎基本からです。
何度も練習した後で試験をすることにしました。
時間がかかっていたので制限することにして
「5分で終わらせてください。」
「ええっ、できないかも。」と異口同音の反応。
「大丈夫です、多分できますから。」と励まし
集中したので二人とも5分で完了しました。



右手と左手の一部を触れて連携すると震えなくなります

いよいよここからが次の課程となります。
ゆび棒などを使って穴を作っていきます。
首になる部分は一度細くしてからゆび棒で
厚みを整えながら上へと伸ばしていきます。



何度も練習する中休み時間も作ったのですが
時間を有効に使うためにロクロから目先を変え
別課題の竹べら作りに挑戦してもらいましたが
それも駆使して何とか鶴首も完成しました。

後日談ですが二人とも筋肉痛になったそうです。
それだけハードな日程でしたが疲労困憊したのに
十分に満足していただけたようです。



でもここで終わるわけにはいきません。
LINEで送ったのが次の課題です。
左のように厚さの異なる形にならないように
茶碗型の基本形を挽き次第に小さくするという
またもや筋肉痛になりそうな課題です。

これを3分以内に挽けるようになることが
ミニチュア陶器の入り口なのですが‥‥‥。

   💛    🇺🇦    💙

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