デビューシングル戦争、終結。
(以下、2020年1月30日に別媒体で書いた記事の再編集です)
怒涛のデビュー週を終えて、「疲れた」ブログが乱立した。
その内容をあまり読んではいないが、私にとっても確かにしんどい期間だった。
マネジメント側への批判が多いと記事が出ていたが、彼らのファンでありながらその批判には一理あると思っている。
2組を対立させ、競わせる売り方や「ミリオンを目指しています」「皆さんの力が必要です」とファンに大量買いを勧める姿勢、本人たちも大量に買ったことを示唆する発言に本人たちの口から「追いD.D.」。
業界において数字がいかに大切かを頭では分かっているつもりでも、メンバー本人たちが何よりも数字しか見えていないように感じて、今まで応援してきた大好きな彼らとはなんだか別人のように見えて、それが辛かった。
少しだけ、心の距離をとった。
もちろん、今回の売り方を選んだのはマネジメント側の戦略であるし、彼らの言葉のすべてが本音であるとも言い切れないのだが。
合算ではあるものの、兼ねてから彼ら自身が目標だと宣言していた「初週ミリオン」は達成された。
正直嬉しいより安心が大きかった。
彼らのメンツをなんとか保てた、だろうか。
(単独ミリオンも、とかいう発言は一旦聞かなかったことにする。)
苦労人たちがやっと掴んだデビューに、ちょっと無茶をしてでも箔をつけてあげたいとマネジメント側もファンも頑張った結果が、世間の批判を受けている現実。
皮肉なものだと思う。
ただ、今までは批判を受ける対象でもなかったのだから、ようやく世間の目に触れうるステージに立ったということだ。
まず見てもらえなければ批判も称賛も浴びることはない。
デビュー週最終日の日曜、9時間の生配信。
私が好きになった、今まで応援してきた彼らがそこにいた。
お互いを思いやりながら阿吽の呼吸でケラケラ笑い合って、ひたむきにストイックに仕事に向き合う大好きな彼らだった。
この1年、9人みんなで悩んで泣いてそれでも前を向いて走ってきた彼らの素の姿。
売上が何万枚だとか、1位だとか2位だとか、そんな表面的なことよりも、新しく9人の形を作り上げてきたプロセスを、私は称えたい。
たった1年でこんな最強のチームになったYOUたちほんっっっっと最高だよ!!!!!!!
いくら売り方がアレとはいえ、彼らの実力はガチだ。見てもらえれば好きになってもらえる自信があるって誰かが言っていたが、それは本当だと思う。
とりあえず早くCrazy F-R-E-S-H Beatを地上波で披露してほしい。
ジャニーズの既成概念をぶっ壊してほしい。
彼らのセンスに私はついていきたい。
何はともあれ、デビューシングル戦争は終わったのだ。
みんな本当にお疲れ様。
熱い絆でつながったスノスト、
フォーエバー!!!!!!!!!!!!!!!
(2020年1月30日公開)
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