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生きを留めて

嗚呼、私はいきをとめている。
溺れぬよう縋って、繕っている。
何たる無様で滑稽で、格好悪い姿だ。
この矮小な私は、この小さな手によって深くふかく沈められると、みっともなく泣きじゃくってしまい、こうしてまた愚かにもすがってしまうのです。

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