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カタカナ表記

昨日の日本経済新聞朝刊『日本語 日記』というコラムの中で、日本語学者の今野真二さんが、新聞を読んでいて、高校野球の「マネージャー」が「マネジャー」と記されていることに気がついた、と書かれていました。
国語辞典によっても違うようですが、外来語の表記も変化したり、新旧併記されていたりするようです。

最近の社会科の教科書では、ガンジーはガンディーですが、リンカーンはリンカーンとリンカンが混在しているようです。
高校の教科書では、ほぼリンカン表記になっているようです。
 

こちらを参考にしました。
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先日「社会科の教科書」という記事を投稿しましたが、そのコメント欄でクリキ  ノキさんが、マゼランはマガリャンイスになっていますよ、と教えてくださり、衝撃(笑撃?)を受けました。
グローバル化が進展し、現地読みに近づく傾向のようです。

一般的な言葉も、例えば、コンピューターはコンピュータ、データーはデータと表記するのが普通になっています。

ハンバーガーなどは、ファスト(fast)フードで、ファースト(first)フードではありません。


カタカナ社名などは、読みと表記が異なるものもあります。

カメラ、プリンターなどのキャノンはキヤノン
印鑑のシャチハタはシヤチハタ
マヨネーズのキューピーは
キユーピーと書く…などは知っていましたが、この機会にネットで調べてみたところ、
ジーンズのEDWINはエドウイン、
富士フィルムは富士フイルム、
三和シャッターは三和シヤッターが正しい表記だそうです。

社名や商標が、発音とは違う表記になっているのは、字面とか、社名のデザインのバランスとか、いろいろ理由がありそうです。

また最近は、同じ言葉でもアクセントの位置が昔とは違うのが気になります。

ギター↘とギター↗
ダンサー↘とダンサー↗
ライブ↘とライブ↗
というように。
今風のアクセントにはちょっと違和感があり、戸惑ってしまうこともあります。

※ヘッダー画像はキユーピーのホームページよりお借りしました。