コンテスパーズの中盤を考える
コンテがトッテナムの監督へ就任が伝えられている今、冬の移籍市場までには時間があるためしばらくは現有戦力で戦わなければいけない。
イタリア人監督はチェルシーでは3-4-3を採用していたが主に3-5-2を採用することが多い。トッテナムにとっては今まで3バックではないしWBになるとSBとWGの選手が争うことになり予想が難しい。2トップは基本的にケインとソンフンミンが埋めることになれば入る余地がなかなかない。一方中盤はヌーノ監督が開幕時に採用した逆三角形であれば誰がどこに起用されるか予想できそうだ。
しかし、コンテが今まで中盤で起用してきた選手はトップレベルの選手だ。ユベントスではピルロやビダルやポグバ(マルキージオ)、イタリア代表ではデ・ロッシやモッタ、チェルシーではカンテやマティッチ、インテルではバレッラやブロゾビッチとワールドクラスの選手ばかりだ。スパーズでは現状匹敵するのはホイビュアくらいかもしれない。ただ才能のある選手はいるので組み合わせによってはワールドクラスのトリデンテになるかもしれない。
①ホイビュア×ロ・チェルソ×スキップ
コンテはアンカーにボールを配球できる選手を重宝する。そこにロ・チェルソを起用する可能性があるだろう。ただ守備に不安がある分、運動量豊富なスキップとホイビュアでカバーしていく必要がある。バレッラやビダルと上下動できる選手をインサイドハーフに重宝するのでホイビュアは適任かもしれない。
②ホイビュア×ウィンクス×エンドンベレ
同じくボールを配球できる選手としてウィンクスがあげられる。こちらはフィジカルに不安があるのでホイビュアに加えてエンドンベレを起用する。エンドンベレはフィジカルに強みがあるが守備での不安があるだけにコンテに指導されてもう一つランクが上がると本人にもスパーズにも最高の状態になるかもしれない。
③アリ×ホイビュア×ロ・チェルソ
ホイビュアでは少々ボールの配球に不安が残るが他の選手に比べて守備には安定感がある。その分攻撃でのアイデアが豊富なアリとロ・チェルソを起用し攻撃的に戦える。ホイビュアに守備の負担は大きいがヌーノ監督が初戦で見せたアリであれば守備でも活躍が見られるかもしれない。
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