阪神芝レース傾向(2023/02/11-12)+京都記念回顧

京都記念があった阪神芝です。開幕週。
次週は京都牝馬S(G3、4歳牝上、1400m)があります。

開催情報

開催1回目の1週目。Aコース1週目。
2/11(土):晴、良
2/12(日):晴、良

土曜(2/11)のレース結果

9R 須磨特別(2C、4歳上、1800m)

走破タイム 1:45.9 (36.2-33.6)10頭立て
レースラップ:12.5 - 11.5 - 12.2 - 12.1 - 12.3 - 11.7 - 10.8 - 11.1 - 11.7
1着 デビットバローズ(33.6:3位)6人気
2着 ジュンブロッサム(33.1:1位)1人気
3着 マテンロウスカイ(33.4:2位)3人気

後傾ラップ(-2.6)の超スローペース。上位3頭の4角通過順は(1-9-7)
デビットバローズが内枠を生かして押して先頭。中盤緩めて残り800から加速開始しL3F最速。
勝ったのは逃げたデビットバローズ。開幕週でスロー逃げから上り33.6を出されては後ろの馬はほぼノーチャンス。ジュンブロッサムは33.1で上がり最速も位置取りの差で届かず。マテンロウスカイは最内追走から上り2位で伸びるもこれも届かず。

10R 但馬S(3C、4歳上、2000m)

走破タイム 2:00.5 (37.2-33.7)13頭立て
レースラップ:12.5 - 11.6 - 13.1 - 13.0 - 12.5 - 12.4 - 11.7 - 11.3 - 11.1 - 11.3
1着 リューベック(33.2:3位)3人気
2着 ゼッフィーロ(33.0:1位)2人気
3着 アウスヴァール(33.9)8人気

後傾ラップ(-3.6)の超スローペース。上位3頭の4角通過順は(4-7-1)
アウスヴァールが9番枠から押して先頭。リューベックは最内の3頭目、ゼッフィーロも最内の4頭目。道中は13秒台も出る超スローペース。阪神内回りらしくL4Fの持続戦かつL2最速。
勝ったのは阪神内回りの必勝ポジションから上り3位の脚を使ったリューベック。2着のゼッフィーロは脚色は勝ち馬よりよかったものの、真後ろから交わすためのスペースがなかった。3着は逃げたアウスヴァールが粘った。1番人気ノースザワールドは上り33.2を使うものの道中ポジションが後ろすぎて5位止まり。

11R 洛陽S(L、4歳上、1600m)

走破タイム 1:33.1 (35.1-34.3)11頭立て
レースラップ:12.5 - 11.1 - 11.5 - 11.9 - 11.8 - 11.0 - 11.4 - 11.9
1着 ジャスティンスカイ(33.9:3位)1人気
2着 ココロノトウダイ(33.8:2位)9人気
3着 シャイニーロック(34.6)6人気

後傾ラップ(-0.8)のややスローペース。上位3頭の4角通過順は(5-8-1)
スタート後はシャイニーロックとピースオブエイトの先頭を争い内枠の分シャイニーロックが前に。中盤一度緩んだ後はL3Fで一気に加速。馬群の中で脚をためたジャスティンスカイが直線で若干タックルされるもそのまま伸びて勝利。シャイニーロックは内で逃げ粘って3着。ココロノトウダイは外から追い込んで2着。スパート開始が速くL1Fで失速する展開が向いたところもあるが4角先頭と2番手の馬が掲示板に残る中8番手から届いたのは力もあるか。同じく4角11番手から上り最速の33.5でフラーズダルムも覚えておきたい。

日曜(2/5)のレース結果

8R こぶし賞(1C、3歳、1600m)

走破タイム 1:34.7 (36.3-34.2)7頭立て
レースラップ:12.9 - 11.5 - 11.9 - 12.2 - 12.0 - 11.3 - 11.3 - 11.6
1着 モズメイメイ(34.2:3位)1人気
2着 オーシャントライブ(33.7:1位)5人気
3着 マイネルメモリー(34.1:2位)2人気

後傾ラップ(-2.1)の超スローペース。上位3頭の4角通過順は(1-6-3)
モズメイメイが出足よく、競り合う馬もいなくそのまま逃げに。オーシャントライブは出遅れる。隊列もすんなり決まり、マイル戦なのにハロン12秒台も出るスローペースからの3F瞬発力戦。勝ったのは逃げて上がり3位のモズメイメイ。2着は1番外を上がり最速でごぼう抜きのオーシャントライブ。出遅れて最後方からのレースになったがペースが緩んだおかげで隊列が縮まったのが良かったか。道中位置が中段であれば勝ち負けに加われたように思う。3着は道中3番手のマイネルメモリー。絶好のポジションに見えたが前は捉えられず後ろから差されると力が少し足りなかった。

9R 4歳上1C(1600m)

走破タイム 1:34.0 (35.3-34.4)17頭立て
レースラップ:12.4 - 11.3 - 11.6 - 12.1 - 12.2 - 11.2 - 11.3 - 11.9
1着 ディオ(34.1)1人気
2着 アンフィニドール(34.3)2人気
3着 サトノスカイターフ(33.6:2位)4人気

後傾ラップ(-0.9)のややスローペース。上位3頭の4角通過順は(4-4-12)
ザウリが押して先頭、そのまま隊列が動くことなくスローペース気味で3F戦。直線に向くと道中並んでいた人気馬2頭がそれぞれ内と外から抜け出す。勝ったのは内から伸びたディオ。2着は外からのアンフィニドールで力通りの結果か。3着は4角12番手のサトノスカイターフが外を回して追い込んだ。豪腕ムルザバエフ。勝つにはもう少し前でレースが出来ないとといったところ。

11R 京都記念(G2、4歳上、2200m)

走破タイム 2:10.9 (34.6-34.5)13頭立て
レースラップ:12.5 - 10.9 - 11.2 - 12.3 - 12.6 - 12.4 - 12.3 - 12.2 - 11.6 - 11.3 - 11.6
1着 ドウデュース(34.0:1位)1人気
2着 マテンロウレオ(34.5:2位)6人気
3着 プラダリア(34.9:3位)4人気

後傾ラップ(-0.1)のミドルペース。上位3頭の4角通過順は(6-9-2)
ユニコーンライオンが先頭、隊列が落ち着きそうなところでエフフォーリアが番手まで上がってくる。前半3Fは速いものの道中は緩んで馬群凝縮からの3F戦。勝ったのは3角から大外を回して上がりダントツのドウデュース。ペースもコース取りも逆条件の中で圧勝、力が違うところを見せつけた。2着は1番枠を活かして最内で脚をためたマテンロウレオが馬群から抜け出す。3着は外3列目で先行したプラダリアが粘った。

総評

土日を通して若干内前が有利な気がする結果ではあるが力がある馬は外を通っても伸びているので単純にコース取りによる距離ロスの影響分だけのように思う。素直に馬の力通りに決まる馬場状態だったか。

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