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2021年のスピーチコンテストを終えて

スピーチの練習を通じてコミュニケーションとリーダーシップを学ぶ教育NPO、トーストマスターズクラブの、年に一度のスピーチコンテストがあった。

年明け頃のクラブから始まり、優勝すると地区大会、地域大会、全国大会、とコマを進めることができる。今年は英語スピーチ部門で地区大会2位で終わった。

このコンテストには、毎年出場することにしている。その時の自分の一番言いたい事を7分くらいのスピーチに仕上げる。心に残ったエピソードや、その時の自分が一番強く感じている事を、聴いている人に伝わるようにまとめて発表するという作業は、とても難しいけれど、限りなく、楽しい。(と、終わったから言えるけど、終わるまでは、原稿書きや練習で、結構、苦しい。)

今年は、2年がかりで新しいクラブを作った経験から、あきらめないことの大切さを伝えたかった。周りに無理と言われようとも、状況が悪くなろうとも、仲間と一緒に、助言を受けながら、できると信じて続けることの大切さを。
ただ、クラブ創設の話をそのままするのは生々しいので、以前体験したサーフィンの話をエピソードとして使った。サーフィンの体験をベースに、困難なことがあってもあきらめずに続けることの大切さを語った。

最後の最後に言いたかったフレーズをいくつか飛ばしてしまい、薄っぺらい、カッコつけた感じに終わってしまったのが悔やまれた。練習不足が否めない。毎回ギリギリまでまとまらず、原稿が不完全なままコンテストの日を迎えるので、来年こそは、と思う。(と、毎年思っている。)

他のスピーチもとても良くて、地域の人との繋がりについての話や、困難な人のそばで話を聴くことの大切さを語られたスピーチに、聴いていて深く共感した。そういったスピーチをした方が優勝されたので、順位や勝ち負けでの悔しさはない。

あくまで自分の中で納得いくものが出来るかどうかが毎年自分の課題だが、いつか、全国大会で優勝してみたいとも思う。
一度だけ全国大会で優勝したことがある。が、それが、15年ほど前、日本語の「ほら話部門」というものだった。主人が妊娠した、という架空の(当たり前だ)話を作って面白おかしく話したところ、あれよあれよと勝ち進み、日本一のホラ吹きに認定された。そのスピーチは未だに「あれは面白かったもんね〜」と言ってくれる人がいて、嬉しいやら恥ずかしいやら。

言語化、アウトプットが私の課題で、長年スピーチという形で取り組んできたけれど、なかなか納得いくものにならない。noteをはじめて、文章として書くことで、アウトプット、言語化のレベルが上がり、スピーチも良くなればと思う。

※どんなスピーチをするの?と興味がある方は、YouTubeなどで「トーストマスターズ」'Toastmasters' で検索してみてください。

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